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下ごしらえ
・バターは1cm角に切り、直前まで冷蔵庫で冷やす
・薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかける
・オーブンは200℃に予熱する
作り方
1. ボウルに粉類、砂糖、バターを入れ、手やカードですり合わせ、さらさらの砂状にする
2. 塩、牛乳を加えて全体がなじむまでゴムベラで切るように混ぜる。粉っぽさが残る程度で混ぜるのを止め、手でひとまとめにする
3. まな板に打ち粉をしてめん棒で厚さ1cmに伸ばし型で抜く。残った生地はまとめて伸ばし、同じ工程を繰り返す
4. 天板にベーキングシートを敷いてスコーン生地をのせ、表面に牛乳(分量外)を刷毛で塗ったら200℃のオーブンで15〜20分焼いて完成
【レシピ提供 macaroni】
プロが答えます!スコーン作りのQ&A
スコーンがうまく膨らまないのはなんで?
スコーンの主材料である薄力粉、ベーキングパウダー、バター、水分にはそれぞれスコーンの仕上がりや食感を決める重要な性質があります。まずはそれぞれの特徴を簡単に押さえましょう。
スコーン主材料それぞれの性質
- 薄力粉:スコーンの骨格を作る。水分を添加したり、力を加えたりすることでグルテンを形成する
- ベーキングパウダー:生地を縦に膨らませる
- バター:グルテンの形成を阻害し、外はサクっと中はホロっと仕上げる
- 砂糖:甘みを添加し、生地を柔らかくする
- 水分:生地をしっとりさせる
スコーンに混ぜすぎは大敵。小麦粉と水分が混ざり生まれる網目状のグルテンが強く形成されることで、生地が固くなったり四方八方に生地が膨らんだりする原因となり、いびつな形に仕上がってしまいます。イングリッシュスコーンは特に顕著で、カドのあるきれいな円柱型に膨らみません。
そのため、スコーン作りではまず最初にバターと薄力粉をすり混ぜ、薄力粉をバターでコーティングするのです。固くならず、なおかつ美しい形に仕上げるには、生地を混ぜたりまとめたりする際に粉っぽさが残る程度で止め、なるべくこねないようにしましょう。
そのため、スコーン作りではまず最初にバターと薄力粉をすり混ぜ、薄力粉をバターでコーティングするのです。固くならず、なおかつ美しい形に仕上げるには、生地を混ぜたりまとめたりする際に粉っぽさが残る程度で止め、なるべくこねないようにしましょう。
お店みたいな腹割れスコーンを作るには?
スコーンの材料のひとつであるベーキングパウダーは生地を縦に膨らませる力を持っています。この強い力で生地が引っ張り上げられる際、生地内に固形状で分散したバターが溶けてできたすき間がパカっと割れることで、腹割れが生まれます。焼成時にバターが溶けるように、生地作りの際には薄力粉とバターを冷やし、混ぜているあいだにバターが溶けないようにしましょう。
薄力粉の代わりにホットケーキミックスを使う方法は?
ホットケーキミックスにはあらかじめ砂糖やベーキングパウダーが添加されています。ホットケーキミックスで小麦粉の代用をする際は、砂糖とベーキングパウダーの分量を調整しましょう。またホットケーキミックスは甘味が強いので、アメリカンスコーンに使用するのがおすすめです。ご紹介したレシピをホットケーキミックスで代用し、アメリカンスコーンとして楽しむ場合のレシピは以下の通りです。
材料
・ホットケーキミックス……300g
・無塩バター……60g
・ベーキングパウダー……なし
・グラニュー糖……10g
・牛乳……120cc
・塩……ひとつまみ
・無塩バター……60g
・ベーキングパウダー……なし
・グラニュー糖……10g
・牛乳……120cc
・塩……ひとつまみ
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