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銀鮭
日本の川に遡上しない鮭であり、身は濃いめのオレンジ色です。脂肪が多いのが特徴で、スーパーでは塩鮭として親しまれていますが、国内で流通するものはほとんどが輸入品、もしくは養殖となります。
紅鮭
鮮やかな紅色が美しい身の鮭です。切り身だけでなく、魚自体も繁殖期に真っ赤に染まることから紅鮭(レッドサーモン)と称されます。味も濃厚で、主な産地はアラスカやロシアなどですが、少数ながら北海道で獲れる事もあります。
キングサーモンとサーモンの違いは?
鮭にもさまざまな種類があるように、サーモンにもさまざまな種類があります。その中でも有名なキングサーモンとアトランティックサーモンについてご紹介します。
とにかく巨大。キングサーモン
キングサーモンはその名の通り、とにかく大きなサーモンのことです。ほかのサーモンが50cmほどの大きさであるのに対し、キングサーモンは1.5mにも及ぶものがいます。しかも大きいので大味かと思いきや、鮭の中ではもっとも脂が乗っていて、とてもおいしいんですよ。
日本では古来からマスノスケと呼ばれており、日本近海でも獲られていました。しかし現在では、国内でキングサーモンが穫れることはほとんどなく、カナダやチリからの輸入物が多いようです。
ちなみにキングサーモンは釣り愛好家にも好まれる魚で、カナダやアラスカにキングサーモンを目当てに行く人も少なくありません。ただし自由に釣ることができるわけではなく、ライセンスが必要だったり、持ち帰る量に制限があったりと、さまざまなルールが設けられています。
日本では古来からマスノスケと呼ばれており、日本近海でも獲られていました。しかし現在では、国内でキングサーモンが穫れることはほとんどなく、カナダやチリからの輸入物が多いようです。
ちなみにキングサーモンは釣り愛好家にも好まれる魚で、カナダやアラスカにキングサーモンを目当てに行く人も少なくありません。ただし自由に釣ることができるわけではなく、ライセンスが必要だったり、持ち帰る量に制限があったりと、さまざまなルールが設けられています。
大西洋のキング。アトランティックサーモン
欧米でサーモンというと、ほとんどがアトランティックサーモンという種類になります。日本名のタイセイヨウサケの通り、大西洋で多く獲れる魚です。キングサーモンと同じほどの大きさで、チリやカナダ、ノルウェーでは養殖が盛んです。特にノルウェー産のサーモンには日本にも多く輸入されており、お刺身として楽しむことができます。
アトランティックサーモンの身の色は薄めで、サーモンピンク色をしています。肉厚で脂乗りも良いため、ムニエルやポワレ、カルパッチョなどの洋食に向いています。もちろん塩焼きやちゃんちゃん焼きといった和食でもおいしくいただけますよ。
アトランティックサーモンの身の色は薄めで、サーモンピンク色をしています。肉厚で脂乗りも良いため、ムニエルやポワレ、カルパッチョなどの洋食に向いています。もちろん塩焼きやちゃんちゃん焼きといった和食でもおいしくいただけますよ。
アトランティックサーモンのおいしい食べ方▼
鮭は赤身魚じゃない!?
「サーモンピンク」と称されるように、鮭や鱒、サーモンはそのピンクやオレンジがかった赤い身が特徴的です。しかし、身の色で赤身魚と思っている方も多いですが、分類上ではサケ目の魚はすべて白身魚です。
鮭の特徴的な身の色は食べている物に由来します。鮭は主に甲殻類を食します。それに多く含まれるアスタキサンチンという栄養素の影響で身が赤に染まるのです。ちなみに、いくらが赤いのもこの成分のためです。
一方、赤身の魚の色の由来は血液中のヘモグロビン、あるいはミオグロビンといった色素タンパク質です。赤身の魚のマグロやカツオは回遊魚で海の中を常に動き回るため、酸素の運搬に必要なこれらのタンパク質を大量に蓄積することが必要なので、身が赤くなります。
鮭の特徴的な身の色は食べている物に由来します。鮭は主に甲殻類を食します。それに多く含まれるアスタキサンチンという栄養素の影響で身が赤に染まるのです。ちなみに、いくらが赤いのもこの成分のためです。
一方、赤身の魚の色の由来は血液中のヘモグロビン、あるいはミオグロビンといった色素タンパク質です。赤身の魚のマグロやカツオは回遊魚で海の中を常に動き回るため、酸素の運搬に必要なこれらのタンパク質を大量に蓄積することが必要なので、身が赤くなります。
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