玄米・雑穀米・もち米1合のときの水の量

玄米の場合

玄米は種皮に覆われており水を含むまでに時間がかかるため、白米を炊くときよりも多くの水が必要です。玄米1合に対し270〜300ccを目安に、お好みの硬さになるよう水を加減してみてください。炊く前に6~8時間ほど水に浸してから炊くと、よりおいしく炊けますよ。(※1)

雑穀米の場合

雑穀米を炊飯する際は、通常炊飯時の水の量にプラスして、入れた雑穀の量に対して2倍程度の重さの水を入れましょう。商品によって雑穀のブレンドされている内容が違うため、最適な水の量は変わります。パッケージなどに水の量の記載がある場合は、その通りに入れてください。

もち米の場合

もち米は白米よりも少ない水で炊けます。もち米1合当たり180ccを目安に、好みの硬さになるよう水を加減しましょう。水を多めに入れると炊き上がりがべちゃっとするので、気をつけてください。(※4)

炊き込みごはんを作るときの水加減

Photo by macaroni

炊き込みご飯を作る際は、お米を研いだあと、水を入れる前にしょうゆやだし汁など水気のある調味料を加えます。そして、あとから水を入れて水分量を調整しましょう。

具材は最後に入れます。こんにゃくといった水分が多い具材を使う場合は、炊飯時に水分が出てくるので、水を少なめに調整しましょう。また、甘味をつける際は砂糖を入れるとお米がやわらかくなってしまうため、みりんを使うのがおすすめです。

お米と水の割合を覚えよう

Photo by 菅智香

私たちの生活に欠かすことができないお米、炊飯器のメモリに頼るばかりで、お米に対してどれくらいの量の水が必要か知らなかった方も多いのではないでしょうか。

お米の種類や炊き込みごはんを作る際など、それぞれに合った水の量に調整することで、いつものごはんをもっとおいしく仕上げられますよ。ぜひ、あなたお好みのお米と水の量の組み合わせを見つけてみてくださいね。
【参考文献】
(2025/06/24参照)
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