ボンレスハム

ボンレスとは「ボーン(骨)レス(なし)」が由来です。豚もも肉から骨を取り除いて塩せきし、くん煙・加熱したハムのことです。お歳暮やお中元などの詰め合わせでは、塊肉で網にくるまれているのをよく目にしますね。賞味期限は45日程度です。

生ハム

きっと皆さんもワインのお供にすることも多いでしょう。豚肉を塩せきしてから乾燥熟成させ、余分な水分を飛ばして作られるため、賞味期限は3~6ヶ月程度と意外と長持ち!「生」とついているにもかかわらず冷蔵の保存期間が長いのが特徴です。

ショルダーハム

豚の肩肉を塩せきし、くん煙・加熱したハム。肩肉を使っているのが名前の由来です。肩肉は、比較的脂身が少なく、赤身が多い部位のため、あっさりとした味わいを楽しめますよ。賞味期限は短めの25日程度です。

食べないほうがよいハムは?

ハムの賞味期限は比較的長く、もし賞味期限が切れてしまっていても食べられる可能性があります。とはいえ、いつまで食べられるかはあくまでも目安です。次のような状態になっていた場合は、食べるのを避けてください。

・緑がかった色に変色している
・乾燥して硬くなっている
・ネバネバして糸を引いている
・水分が出ている
・酸っぱい臭いがする
・真空パックがピタッとしていない

賞味期限が切れているハムは、見た目や臭いを確認し、食べても大丈夫かどうか判断しましょう。傷んでいるものを口にしてしまうことのないようにしてくださいね。

冷凍保存なら長期保存が可能

ハムは開封してしまうと日持ちしないため、早めに使い切ることがポイントです。どうしても使い切れない場合は、冷凍保存しましょう。風味は多少落ちますが、長期保存が可能です。冷凍保存の仕方と保存期間をおさえておきましょう。

冷凍保存の仕方

ハムを冷凍する場合は調理しやすいようにスライスしたり、小分けにして冷凍しましょう。空気に触れると傷みやすいので、ラップをぴったりと巻き付けて密封させてください。

ハムの劣化を最小限におさえるためには、なるべく短時間で冷凍するのがポイント。ラップで包んだハムをアルミホイルでさらに包みましょう。冷気が伝わりやすくなり、急速冷凍することが可能に!

ラップとアルミホイルに加え、冷凍用保存袋に入れることで、臭い移りや乾燥を防ぐことができますよ。できるだけ薄く平らになるように入れ、早く冷凍できるようにしましょう。

解凍する際はゆっくりと解凍すると風味が落ちにくくなります。冷蔵庫に入れて低温で解凍する様にしてみてください。

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