冷蔵保存について

夏場に室温が28℃を超える場合や、チョコレートケーキやガナッシュなどは冷蔵保存が良いでしょう。

その場合、湿気やほかの食材からのニオイ移りを避けるため、ジップ付きの保存袋や密閉容器に入れることをおすすめします。

冷凍保存について

チョコレートをすぐに食べきれない場合に、冷凍して少しずつ楽しみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からいうと、チョコレートは冷凍でも保存が可能です。しかし、冷凍保存するとチョコレートの脂肪分が固まり、食感や風味が落ちてしまいます。

賞味期限を過ぎてもすぐに腐るものではないため、あえて冷凍保存という手段を選ぶ必要はないのかもしれませんね。先ほどお伝えした温度を参考に、チョコレートの種類や室温に応じて常温か冷蔵かを選ぶようにしましょう。

手作りしたチョコレートの保存

徹底管理された環境のなかで作られる市販のチョコレートに比べると、手作りのチョコレートは賞味期限が短くなります。なるべく早く食べるようにしたいですね。

生チョコレートやガナッシュなどの場合は、冷蔵で2~4日保存できます。型に入れたカップチョコレートやチョコレートバーなどは、常温で保存し4~5日で食べきるようにしましょう。

注意したいチョコレートの保存期間

チョコレートは期限が長いものだと1年程度もちますが、以下のチョコレートの場合は注意が必要です。具体的にどういったことに注意すれば良いのか、順番に見ていきましょう。

ガナッシュ

ガナッシュはケーキやボンボンショコラなど、いろいろな種類のチョコレート菓子に使用されます。

生クリームの割合が多いものは、期限が数日程度と短く冷蔵保存が必要です。ガナッシュがチョコレートで覆われているボンボンショコラは、保存期間が長くなり常温保存できる場合もあります。

ガナッシュは使用される菓子の種類により保存期間や温度が異なるため、記載されている保存方法を必ず確認しましょう。

生チョコレート

生チョコレートの場合、期限が短いもので数日、長いもので1か月程度の冷蔵保存が可能です。生チョコレートは材料に生クリームが使われているため、チョコレートのなかでも賞味期限が短い傾向にあります。

手作りの生チョコレートの場合は、翌日には食べきってしまいたいですね。

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