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チョコレートを湯煎で溶かすのはなぜ?
チョコレートを湯煎で溶かすのは、チョコレートの「風味」と「なめらかさ」を損なわないため。50~55℃の湯煎にかければ、チョコレートのおいしさを最大限に生かすことができます。基本の湯煎方法をマスターして、チョコレートのお菓子作りをレベルアップさせましょう!
チョコレートの基本の湯煎方法
市販の板チョコを、50℃でゆっくり湯煎する方法をご紹介します。ボウルと小さい鍋で湯煎する方法は、違う大きさのボウルをふたつ重ねるよりも、作業中にお湯が入りにくくなります。
材料(板チョコレート1枚分)
- 板チョコレート 1枚(50g)
道具
・ボウル
・小鍋
・ヘラ
・調理用温度計
・ボウル
・小鍋
・ヘラ
・調理用温度計
作り方
1.チョコレートをこまかく刻む
Photo by uli04_29
チョコレートを包丁でこまかく刻みます。まな板にクッキングシートを敷いて刻めば、シートを持ち上げてチョコレートを一度に鍋に入れることができて、まな板もほとんど汚れません。
2.水を入れた鍋を火にかけ、50℃のお湯を用意する
Photo by uli04_29
小鍋に水を適量入れて火にかけます。鍋の底から泡が出始めたら60℃です。60℃になったら火からおろして冷まし、指を入れてお風呂より少し熱いくらいまで冷めたら湯せんに使いましょう。
鍋やボウルに熱湯と水を同量ずつ混ぜて、約50℃のお湯を用意してもOKです。
3.50℃のお湯が入った鍋にボウルを重ね、チョコレートを入れる
Photo by uli04_29
ボウルを小鍋に重ねてみて、お湯がボウルの底にあたり、お湯が溢れ出さないことを確認します。お湯の量がちょうどよければ、重ねたボウルに刻んだチョコを入れましょう。
4.ヘラでゆっくり混ぜながら溶かす
Photo by uli04_29
ヘラを使ってチョコをゆっくり混ぜながら溶かします。
5.しっかり溶けてなめらかになったら完成
Photo by uli04_29
チョコが溶けて、なめらかになったら完成です。
よくある失敗&解決方法
分離してしまう
「湯煎の温度が高すぎる」ときや「チョコレートに水分が混ざってしまった」場合に分離してしまいます。鍋のお湯が50℃になったらすぐに火を止め、水分をしっかり拭きとったボウルとヘラを使い、分離を防ぎましょう。
鍋とボウルのサイズや形状によっては、湯煎しているお湯がボウルにうっかり入ってしまう場合もあるので、注意してください。
鍋とボウルのサイズや形状によっては、湯煎しているお湯がボウルにうっかり入ってしまう場合もあるので、注意してください。
ボソボソになってしまう
高温で湯煎すると、チョコレートに熱が入りすぎてボソボソの塊ができてしまいます。あたためた少量(小さじ1~3杯)の牛乳か生クリームを加えて混ぜると、なめらかな状態に戻ります。
※ただし、チョコレートに火が入りすぎていると、牛乳などを混ぜてもなめらかになりません。
※ただし、チョコレートに火が入りすぎていると、牛乳などを混ぜてもなめらかになりません。
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