ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

じゃがいもは冷凍できる?

Photo by 上原 花菜

じゃがいもを買ってきたはいいけれど、気が付いたら芽が生えていた、緑色に変色してしまっていた……という経験はありませんか。長期間保存することができたら便利ですよね。

この記事ではじゃがいものおいしい保存方法について紹介します。保存方法を知っておけば、じゃがいもを買いすぎてしまったときでも安心ですよ。

じゃがいもを冷凍保存するメリット

じゃがいもは冷凍して保存すると、長期間保存ができます。いつでも必要な分だけ取り出せるので、作りすぎ防止になりますよ。冷凍前に下処理をしておけば、時短調理も可能です。

丸ごと冷凍はNG

じゃがいもは生のまま冷凍すると、組織が壊れてしまうため、水分が抜けて口当たりが悪くなってしまいます。冷凍できないわけではありませんが、あまりおすすめできません。

どうしても生のまま丸ごと冷凍したい場合は、空気に触れないように全体をぴったりとラップで包み、密閉容器やフリーザーバッグに入れてくださいね。

カットしたじゃがいもの冷凍方法

Photo by 稲吉永恵

保存方法

じゃがいもはカットした状態であっても、生のまま冷凍してしまうと水分が抜けてしまいます。カットして保存する場合は電子レンジで温めるもしくはゆでる、蒸すなどといった方法で加熱してから保存してください。

保存するときは、じゃがいもを切ってから水にさらして上記の方法で加熱します。あら熱を取ってから、余分な水気をふき取り、ラップで包みます。フリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れましょう。空気を抜いてきちんと密封させるのがポイントです。

保存期間

カットしたじゃがいもは、先ほどお伝えした通り、いずれかの方法であらかじめ加熱しておけば冷凍してもおいしく食べることができます。冷凍庫の場合、保存期間は1ヶ月が目安です。ちなみに冷蔵庫であれば2~3日程度は保存が可能です。

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