ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

栄養そのまま!モロヘイヤのゆで方

Photo by 稲吉永恵

独特のねばりが特徴的なモロヘイヤ。アラビア語で「王家の野菜」を意味するほど栄養価が高く、注目を浴びている野菜です。さまざまな栄養素が摂れるため、積極的にモロヘイヤを料理に取り入れてみましょう。

モロヘイヤには、とくにビタミンAやビタミンE、ビタミンK、食物繊維が多く含まれています。ほかにもカリウムやビタミンB群、葉酸が豊富ですが、これらは水に溶ける性質があり、ゆでると含有量が減ってしまいます。調理の際は、水にさらす時間を最小限にするのがおすすめ。ゆで汁をそのままスープにしてもよいですね。(※1,2,3)

モロヘイヤの下処理・ゆで方

栄養を逃さないコツ・ポイント

  1. 水にさらす時間を最小限にする
  2. 茎と葉は別々にゆでる
  3. ゆで汁をそのままスープにするのもおすすめ

1. 下処理をする

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若葉を食用とするモロヘイヤ。ゆでる前に、サッと水で洗います。鮮度が落ちると硬くなるので、新鮮なうちにゆでるのがおすすめです。

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キッチンペーパーで軽く水気を拭きます。

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モロヘイヤの茎と葉は別々にゆでるのがポイント。葉を外し、茎と分けておきます。

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モロヘイヤの下部の硬い部分を包丁で切ります。ゆでても硬いままなので、包丁が入りづらく硬く感じる部分は切るようにします。

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使いやすい大きさに切ります。

2. ゆでる

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鍋にたっぷりの湯をわかし、塩をひとつまみ入れます。茎を入れて40秒ほどゆでます。

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40秒経ったら葉を加え、サッと混ぜ20秒ほどゆでます。

3. 氷水に浸す

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ザルにあげます。

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氷水を入れたボウルに浸します。氷水にサッと浸すことで、鮮やかな緑色になります。

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手で絞り、水気を切ります。

【副菜】モロヘイヤのレシピ5選

1. シンプルにいただく。モロヘイヤのおひたし

Photo by macaroni

シンプルなモロヘイヤだけのおひたしです。味付けはめんつゆを使うため、決まりやすいのがメリット。ほんのり甘めの味わいとモロヘイヤ特有の粘りがマッチします。ごはんにのせてもおいしいですよ。

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