ライター : pomipomi

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紫芋を食べよう!

ホクホクとしていて食物繊維も豊富なさつまいも。焼き芋にしてもよし、お菓子作りに使ってもよしですね。

では、さつまいものなかでも「紫芋」についてはいかがでしょう?お店で調理済みのものを食べたことはあっても、自分で買って来て料理に使ったことのある方はあまりいないようです。色がきれいなだけでなく、栄養価もとっても高い紫芋。その魅力と活用方法に迫りたいと思います。

紫芋に含まれる栄養素と色の秘密

紫芋とは、さつまいもの一種です。中が紫色をしているため「紫芋」と呼ばれています。鮮やかな紫色の正体は「アントシアニン」という成分で、ワインやブルーベリーなどにも多く含まれています。アントシアニンは、眼精疲労を改善する作用が期待できるんです(※1)。

ビタミンCも豊富

栄養価の高い紫芋は、ビタミンCも豊富に含んでいます。しかもでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいという性質もあるんです。ビタミンCの含有量をりんごと比較すると、りんごは100gあたり4mg、紫芋は29gとなんとりんごの約7倍。抗酸化作用も期待され、メラニン色素の生成を抑える働きもあるので美白対策に効果的です。(※2,3,4)

紫芋の種類と産地

種類

ひと口に紫芋と言っても、食用や加工用などさまざまな品種があります。その種類は5以上あります。たとえば「パープルスイートロード」はほどよい甘みがあるので、焼き芋やふかし芋にするのが最適です。鹿児島産の「えいむらさき」は、色が濃くさっぱりとした甘さが特徴で、天ぷらにすると絶品と言われています。 ほかにも焼酎によく使われる「種子島むらさき」や、加工用に品種改良されて色が濃い「あやむらさき」、新品種の「種子島ゴールド」、沖縄の特産品として有名な「紅芋」などがあります。

産地

紫芋の中でも特に甘みが強いパープルスイートロードを栽培している千葉県や、「種子島むらさき」や「種子島ゴールド」など固有の名前を持つ鹿児島県種子島、芋焼酎の産地として有名なうちのひとつである宮崎県などで作られています。

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