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おぼろ豆腐とは?
おぼろ豆腐の原料は、大豆をすりつぶしてできた豆乳。豆乳をぐつぐつと煮込んでいくと、表面に膜がはってきますが、これが湯葉です。豆乳が冷めないうちに凝固材のにがりを加え、固まらないうちにすくい上げたものがおぼろ豆腐で、くみ豆腐やくみ出し豆腐ともいわれます。
おぼろ月夜のような、もやもやした状態に似ていることが、名前の由来だとか。見た目はヨーグルトみたいで、ふわふわしてやわらかく味も濃厚なので、食べやすいです。
おぼろ豆腐のカロリー
プレーンのおぼろ豆腐のカロリーは100gあたり50kcalです。なので、1丁だと150kcalということになります。
しかし、商品によっては通常より濃い豆乳を使用しているものもあるため、その場合は、上記のカロリーを上回ります。
ほかの豆腐をどう違うの?
豆乳ににがりを加えることで豆腐ができますが、にがりの量と作り方で豆腐の種類が変わことをご存知ですか?
きぬごし(絹漉し)豆腐は、豆乳を固めただけで水分が多いので、とてもやわらかくなめらかな舌触りになります。もめん(木綿)豆腐は、おぼろ豆腐を型に入れて圧力をかけ、水分をしぼった固めの豆腐です。水分が少ないため大豆の味がぎゅっと詰まっています。おぼろ豆腐をそのままざるに入れ、脱水したものがざる豆腐。
おぼろ豆腐は豆腐作りの基本となっていますね。にがりの量は、もめん豆腐が一番多く、おぼろ豆腐、きぬごし豆腐、ざる豆腐の順に少なくなっています。
おぼろ豆腐の作り方
おぼろ豆腐は、コツさえつかめば家でも簡単に作れますよ。今回は、電子レンジを使った作り方を詳しくご紹介します。
材料
豆乳……500cc
にがり……10cc
※豆乳は、大豆固形分の濃度10%以上がおすすめ。無調整豆乳または成分無調整のものを選んでください。
作り方
1. 豆乳ににがりを加え、ゆっくりかき混ぜたら底の深いお皿に入れる
2. 電子レンジで3分ほど加熱する
3. 加熱が終わったら、10分程度レンジに入れたままにします