利尿作用による水分不足

上でも書いたように、利尿作用のあるカフェイン。余分な水分を体外に排出できるメリットがある一方で、水分を排出しすぎて逆に不足してしまう自体を招くことがあります。コーヒー中心に飲んでいるなと感じたときは、水分補給を心がけてくださいね。(※7)

自律神経の乱れ

自律神経とは、消化、呼吸、循環などの活動を調整する神経のこと。活動状態の交感神経、リラックス状態の副交感神経のスイッチを切ったり入れたりする役割を担う、人の活動に不可欠な神経です。

カフェインには覚醒作用や興奮作用が含まれており、過剰摂取すると自律神経のはたらきがバランスを失うおそれがあります。(※10,11)

不眠

カフェインは適量の摂取であれば役立つはたらきがありますが、摂り過ぎると不眠をもたらすおそれがあります。

質の良い睡眠をとるために、遅い時間の夕食時や、夜の就寝前などのカフェイン摂取は控えましょう。どうしても寝る前に飲みたくなった方は、カフェインを含まないデカフェコーヒーを活用すると良いですよ。(※6)

コーヒーのカフェインとの上手な付き合い方を見つけよう

コーヒーに含まれるカフェインは、眠気覚ましやむくみ対策などに役立ちますが、飲み方を間違えるとデメリットも。コーヒーを飲んでも気分がすっきりしないときは、デカフェコーヒーを活用するほか、思い切って脱カフェイン生活を送ってみるのも手です。

コーヒーやカフェインと、上手に付き合ってくださいね。
【参考文献】
(2023/01/27参照)
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