北海道民が愛する郷土料理「三平汁」。その歴史や作り方に迫る!

今回は北海道の郷土料理「三平汁」についてご紹介します。塩漬けされた魚と、保存のきく根菜などを煮込んだ三平汁は、飲むだけで体があったまるんですよ。誕生した理由や歴史、レシピなどについてご紹介していきましょう。

2017年4月12日 更新

三平汁とは?

三平汁(さんぺいじる)とは、北海道の郷土料理で、塩漬けやぬか漬けにした鮭やニシン、タラやホッケなどを根菜と一緒に煮込んだ汁物の事をいいます。まだ冷蔵庫がなかった時代、魚は保存のために漬物にされていました。食料の少なくなる寒い冬の時期、体を温めるものとして、三平汁ができたのです。
ではどうして、「三平汁」と呼ばれるようになったのか、同じく北海道の郷土料理である「石狩鍋」とは何が違うのか、などをご説明していきます。

三平汁の名前の由来

三平汁の名前の由来は、諸説あり、漁師の「齋藤三平」さんという方が、作った料理という説があります。ほかには、有田焼の「三平皿」という深いお皿に盛り付けることから、「三平汁」と呼ばれはじめたという説があるそうです。

石狩鍋との違い

三平汁は、同じ北海道の郷土料理で知られる「石狩鍋」と間違えられることがあります。しかし、「石狩鍋」は生鮭を利用するうえに、キャベツや玉ねぎなどを使用し、味付けに味噌を使うのです。さらに、最後に山椒の粉を振りかけるところが特徴。

それに対し「三平汁」は、鮭のみではなく、タラやホッケなどさまざまな魚の塩漬けしたものやぬか漬けしたものを使用します。汁自体の味を決めるのは、魚の塩味なのです。

現在の三平汁と味

今では、広い北海道のなかでも、たくさんの地域で日常的におかずとして家庭でも作られている、定番メニューとなっています。
また、現在の「三平汁」は昔とは違い、野菜が季節に合わせたものになったり、家庭によっては味付けを変えたりと、さまざまな工夫がされているのが特徴です。
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