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唐揚げに下味をつけるとき、漬け込み時間の正解は?
唐揚げの適切な漬け込み時間は、下味に使う調味料によって異なります。本記事では、短時間でパパっと漬け込みたい方や時間を気にせずおいしさを重視する方、前日に仕込んでひと晩寝かせたい方、それぞれに合う下味とおすすめの漬け時間をご紹介するので、揚げるタイミングに合わせて下味をつけてみてください。
漬け込み時間に合わせて、下味に使う調味料の種類を上手に選べるようになりますよ。調味料の種類と漬け時間を意識して、しっかり味が染みてふっくらジューシーな肉質の唐揚げを作りましょう。
漬け込み時間に合わせて、下味に使う調味料の種類を上手に選べるようになりますよ。調味料の種類と漬け時間を意識して、しっかり味が染みてふっくらジューシーな肉質の唐揚げを作りましょう。
漬け込み時間の前に。まずは下味の役割をチェック
| 酒 | 臭みを取る |
| しょうゆ | 塩味、風味、コクをつける |
|---|---|
| しょうが | 風味をつけて臭みを軽減する |
| にんにく | コクのある風味をつける |
| マヨネーズ | ふっくら食感に仕上げる |
| ごま油 | ジューシーに仕上げる |
| 塩麹/しょうゆ麹 | 肉質をやわらかくし、塩味と旨味をつける |
下味をつける目的は味付けだけではありません。風味や旨味を足す、浸透圧で鶏肉の水分を出して旨味を凝縮する、臭みを軽減する、保水性を利用してふっくらジューシーに仕上げる、などの目的があります。
下味に使う調味料の特徴によって、効果と効果を発揮するために必要な漬け時間が異なるので、調味料によって漬け時間を調整しましょう。
下味に使う調味料の特徴によって、効果と効果を発揮するために必要な漬け時間が異なるので、調味料によって漬け時間を調整しましょう。
漬け込み時間15〜20分|しょうゆ+酒で下味付け
唐揚げの漬け込み時間を短めにしたい場合は、基本的な下味である「しょうゆ+酒」の組み合わせがおすすめ。しょうゆの風味と塩味で味が決まり、間違いない王道の味わいに仕上がります。しょうがやにんにくを加えて風味を加えてもおいしいですよ。
しょうゆは味が濃くすぐに浸透するため、漬け込み時間は15~20分程度で十分です。20分以上漬けると、しょうゆが染みすぎて味が濃くなったり、鶏肉の水分が抜けて食感がかたくなったりするので漬けすぎには注意しましょう。
しょうゆと酒で作る唐揚げはこちら▼
しょうゆは味が濃くすぐに浸透するため、漬け込み時間は15~20分程度で十分です。20分以上漬けると、しょうゆが染みすぎて味が濃くなったり、鶏肉の水分が抜けて食感がかたくなったりするので漬けすぎには注意しましょう。
しょうゆと酒で作る唐揚げはこちら▼
フォークで穴を開けるとより時短に
より短時間で味を染み込ませたいときは、鶏もも肉の全面にフォークでまんべんなく穴を開けましょう。漬け時間5~10分ほどでよく味がなじみ、手や袋ごしにしっかり揉み込めば漬け時間を取らなくても味が染みます。穴を開けることで下味が染みやすくなるだけでなく、鶏肉の繊維が崩れて肉質がやわらかくなるのがメリットです。
漬け込み時間〜1時間|マヨネーズやごま油を入れて下味付け
マヨネーズやごま油などの油を下味として使えば、鶏肉が油分でコーティングされて水分が抜けにくく、パサパサになるのを防げます。マヨネーズを使うと鶏肉がふっくらやわらかい食感に、ごま油を使うと風味がついてジューシーな唐揚げに仕上がるのが特徴です。
漬け時間がない場合は、よく揉み込んで10分ほど置くだけでも効果が得られますが、時間があれば1時間漬けるのがおすすめ。鶏肉とよくなじんでやわらかさが増します。しょうゆや酒のみの味付けより長時間漬けてもかたくなりにくいですよ。
マヨネーズで作る唐揚げはこちら▼
漬け時間がない場合は、よく揉み込んで10分ほど置くだけでも効果が得られますが、時間があれば1時間漬けるのがおすすめ。鶏肉とよくなじんでやわらかさが増します。しょうゆや酒のみの味付けより長時間漬けてもかたくなりにくいですよ。
マヨネーズで作る唐揚げはこちら▼
ごま油で作る唐揚げはこちら▼
漬け込み時間ひと晩|塩麹やしょうゆ麹、砂糖、はちみつを使う
唐揚げをお弁当に入れる場合は、前日の夜に仕込んで翌日の朝すぐ揚げられる状態にしておきたいですよね。塩麹やしょうゆ麹を使えば、ひと晩漬けてもかたくなりにくい唐揚げが作れますよ。
麹に含まれる酵素が鶏肉の繊維をやわらかくしてくれるため、1時間漬けるだけでも効果がありますが、2~3時間漬けるとよりしっとり食感に仕上がります。
ひと晩(6~8時間)漬ける場合は、塩麹やしょうゆ麹の量を少し減らし、保水性のある砂糖やはちみつ、マヨネーズやごま油を加えてみてください。長時間漬けてもかたくならず、ジューシーに仕上がります。繊維質でパサつきやすい鶏むね肉で作るとやわらかさを実感しやすいです。
麹に含まれる酵素が鶏肉の繊維をやわらかくしてくれるため、1時間漬けるだけでも効果がありますが、2~3時間漬けるとよりしっとり食感に仕上がります。
ひと晩(6~8時間)漬ける場合は、塩麹やしょうゆ麹の量を少し減らし、保水性のある砂糖やはちみつ、マヨネーズやごま油を加えてみてください。長時間漬けてもかたくならず、ジューシーに仕上がります。繊維質でパサつきやすい鶏むね肉で作るとやわらかさを実感しやすいです。
塩麹で作る唐揚げはこちら▼
もう迷わない!漬け込み時間のポイントまとめ
| すぐに揚げる場合 | 鶏肉にフォークで穴を開けてしょうゆを揉み込む |
| 漬け時間10~20分で揚げる場合 | しょうゆと酒に漬ける |
|---|---|
| 漬け時間1時間で揚げる場合 | マヨネーズやごま油をいっしょに漬ける |
| ひと晩漬けて揚げる場合 | 塩麹、しょうゆ麹、砂糖、はちみつを使う |
漬け込み時間がなくすぐに揚げる、もしくは5分ほどしか漬けない場合は、鶏肉にまんべんなく穴を開けてからしょうゆをよく揉み込みましょう。しょうゆだけでも十分おいしい味付けになります。
10~20分漬ける場合はしょうゆと酒のシンプルな味付け、ジューシーさを重視する場合はマヨネーズやごま油を入れて1時間ほど漬けるのがおすすめです。ひと晩漬ける場合は、塩麹やしょうゆ麹を使うか、いっしょに砂糖やはちみつなど保水性のある調味料を入れて鶏肉がかたくならないように対策してください。
10~20分漬ける場合はしょうゆと酒のシンプルな味付け、ジューシーさを重視する場合はマヨネーズやごま油を入れて1時間ほど漬けるのがおすすめです。ひと晩漬ける場合は、塩麹やしょうゆ麹を使うか、いっしょに砂糖やはちみつなど保水性のある調味料を入れて鶏肉がかたくならないように対策してください。
唐揚げは下味によって漬け込み時間を調整しましょう
おいしい唐揚げを作るには揚げ方だけでなく、下味に使う調味料の選び方と漬け込み時間を考えるのも重要です。漬け込み時間を長くすれば味はよく染みますが、鶏肉がかたく締まった食感になってしまいます。
長く漬ける場合はマヨネーズやごま油を入れる、塩麹やしょうゆ麹を使う、など工夫をしてかたくなるのを防ぎましょう。理想の味付けを考えて下味と漬け込み時間を設定し、自分好みの絶品唐揚げを作ってくださいね。
長く漬ける場合はマヨネーズやごま油を入れる、塩麹やしょうゆ麹を使う、など工夫をしてかたくなるのを防ぎましょう。理想の味付けを考えて下味と漬け込み時間を設定し、自分好みの絶品唐揚げを作ってくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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