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冷めてもおいしいは「つけ込み」が肝心
「料理の基本は味付けにあり!」をテーマに、定番家庭料理の味付けの黄金比をその道のプロに聞くこの企画。今回紹介するのは、冷めてもおいしい鶏の唐揚げです。
おうちでつくる唐揚げって揚げたてはおいしいけれど、冷めるとパサパサ、ベトベトなんて残念なことになりがち。ですが黄金比どおりの調味料にたっぷり1時間以上つけこむと、冷えてもお肉やわらか、ジューシーな唐揚げに生まれ変わります。さっくり軽い衣をキープする片栗粉のつけかたもあわせて、料理研究家のこんどうしょうたさん直伝の黄金比を紹介します♪
唐揚げの黄金比は「1:2:2:4」
ジューシーな唐揚げの黄金比は、
1(ごま油):2(しょうが):2(酒):4(しょうゆ)
※写真左上から時計回りに
「しょうゆ、酒、しょうががメインのシンプルな味付けです。酒にはお肉をやわらかくする働きも。隠し味のごま油で香ばしい風味をつけます」と、こんどうさん。
黄金比でつくる唐揚げのレシピ
材料(2人分)
鶏もも肉:1枚(250g)
☆しょうゆ:小さじ2杯
☆酒:小さじ1杯
☆しょうが(すりおろし):小さじ1杯
☆ごま油:小さじ1/2杯
片栗粉:適量
揚げ油:適量
①鶏肉の下ごしらえをする
鶏もも肉に黄色い脂肪がある場合は臭みの原因になるので、包丁を使い丁寧に取り除きましょう。また、皮部分にフォークで穴をあけておくと、味のしみ込みがよくなります。
ポリ袋にひと口大にカットした鶏もも肉と☆をいれて揉み込み、冷蔵庫に1時間以上置きましょう。こんどうさんによると「一晩寝かせるとびっくりするほど味がしみ込みますよ」とのこと。
②片栗粉をなじませる
冷蔵庫から出した鶏もも肉をバットに移し、片栗粉をまんべんなくまぶします。再び冷蔵庫で30分ほど寝かせましょう。時間を置いて片栗粉をなじませることで、衣がカリッと仕上がります。
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