目次
小見出しも全て表示
閉じる

カリフラワーとブロッコリーは同じ種類?
カリフラワーとブロッコリーはアブラナ科アブラナ属の野菜で、キャベツの仲間です。見た目がよく似ていますが、カリフラワーとブロッコリーにはどんな違いがあるのでしょうか?この記事では野菜ソムリエがカリフラワーとブロッコリーの違いを詳しく解説します。
種類 | 見た目 | 味わい | 栄養価 |
---|---|---|---|
カリフラワー | 白色の蕾がぎっしり詰まりこんもりとした見た目 全体的に白く、半分ほど緑色の葉っぱに包まれている | クセがなくやさしい甘さがあり食べやすい ホクホクとした食感 | ・カロリー…28kcal ・食物繊維…2.9g ・ビタミンC…81mg ・ビタミンK…17μg ・βカロテン…18μg ・カリウム…410mg ・鉄…0.6mg ・葉酸…94μg (※2) |
ブロッコリー | 緑色の大きな蕾がこんもりと密集した見た目 | ほのかに青っぽさが感じられるがクセがなく、ほんのり甘味があり食べやすい 歯ごたえがある | ・カロリー…37kcal ・食物繊維…5.1g ・ビタミンC…140mg ・ビタミンK…210μg ・βカロテン…900μg ・カリウム…460mg ・鉄…1.3mg ・葉酸…220μg (※1) |
カリフラワーとブロッコリーの見た目の違い
カリフラワーとブロッコリーの異なる点は、白色と緑色の色合いで、どちらも似たようなこんもりと密集した形をしています。
カリフラワーは、丸みのある白色の蕾が半分ほど緑色の葉っぱに包まれています。基本的には白色ですが、オレンジや紫色の品種もあります。ブロッコリーは緑色の蕾が隙間なくぎっしり詰まった見た目。茎の部分が長い茎ブロッコリーという品種もあります。
カリフラワーは、丸みのある白色の蕾が半分ほど緑色の葉っぱに包まれています。基本的には白色ですが、オレンジや紫色の品種もあります。ブロッコリーは緑色の蕾が隙間なくぎっしり詰まった見た目。茎の部分が長い茎ブロッコリーという品種もあります。
カリフラワーとブロッコリーの味わいや食感の違い
味わいはどちらも淡白で、ほんのりとやさしい甘味が魅力です。ゆで方によって変わりますが、カリフラワーのほうが崩れやすくほっくりとした食感です。ブロッコリーは緑黄色野菜であるだけに、ゆでると青っぽいにおいやキャベツのような香りがします。味わいにはクセがなくとても食べやすいです。
カリフラワーとブロッコリーの栄養価の違い
100g当たりのカロリーは、カリフラワー28kcal、ブロッコリー37kcalで、カリフラワーのほうが少し低いです。栄養価に関してはカリフラワーとブロッコリーで大きく異なります。
緑黄色野菜であるブロッコリーはビタミンCの量は、淡色野菜であるカリフラワーの約1.8倍、βカロテンに関しては50倍。総合的に栄養豊富な野菜と言えます。ただ、ブロッコリーはゆでるとビタミンCが損なわれるという欠点がありますが、カリフラワーはゆでても損なわれないのが魅力。ビタミンCを効率的に摂取できます。(※1,2,3)
緑黄色野菜であるブロッコリーはビタミンCの量は、淡色野菜であるカリフラワーの約1.8倍、βカロテンに関しては50倍。総合的に栄養豊富な野菜と言えます。ただ、ブロッコリーはゆでるとビタミンCが損なわれるという欠点がありますが、カリフラワーはゆでても損なわれないのが魅力。ビタミンCを効率的に摂取できます。(※1,2,3)
カリフラワーとブロッコリーの最適なゆで方
カリフラワーのゆで方
カリフラワーは生のままカットすると蕾がボロボロに崩れるため、まるごとゆでるのがおすすめです。旨味を凝縮させるメリットもありますよ。ゆで方は以下の通りです。
1. 深さのある鍋でたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れ(お湯2Lに塩大さじ1杯が目安)、水で溶いた小麦粉(小麦粉小さじ2杯に対し水小さじ2杯)を加える
2. 茎を下にしてカリフラワーを入れ、約1分ゆでる
3.トングを使って裏返し約1分ゆでる
4. ザルにあげて冷ます(水にさらさない)
【ゆで方のポイント】
・小麦粉を水で溶いたものを加えるとアクが抜け、ふっくらゆであがる
・白く仕上げたい場合はレモン果汁や穀物酢を加えてゆでる
・余熱で火が通るため硬めにゆでる
1. 深さのある鍋でたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れ(お湯2Lに塩大さじ1杯が目安)、水で溶いた小麦粉(小麦粉小さじ2杯に対し水小さじ2杯)を加える
2. 茎を下にしてカリフラワーを入れ、約1分ゆでる
3.トングを使って裏返し約1分ゆでる
4. ザルにあげて冷ます(水にさらさない)
【ゆで方のポイント】
・小麦粉を水で溶いたものを加えるとアクが抜け、ふっくらゆであがる
・白く仕上げたい場合はレモン果汁や穀物酢を加えてゆでる
・余熱で火が通るため硬めにゆでる
ブロッコリーのゆで方
ブロッコリーは小房に切り分けてからゆでます。コリコリとした歯ごたえを残すために、硬めにゆでるのがコツです。塩を加えることで鮮やかな緑色に仕上がりますよ。ゆで方は以下の通りです。
1. ブロッコリーはよく洗って茎を切り、蕾は小房に切り分ける
2. 茎は硬い皮をむいて食べやすいサイズにカットし、小房や茎の大きさはなるべくそろえる
3. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩(湯1Lあたり塩小さじ1杯が目安)を入れてブロッコリーの小房と茎を2分ほどゆでる
4. 茎の硬さを確認してゆであがったら、水にさらさずザルにあげて冷ます
【ゆで方のポイント】
・余熱で火が通るため硬めにゆでる
・水にさらさない
1. ブロッコリーはよく洗って茎を切り、蕾は小房に切り分ける
2. 茎は硬い皮をむいて食べやすいサイズにカットし、小房や茎の大きさはなるべくそろえる
3. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩(湯1Lあたり塩小さじ1杯が目安)を入れてブロッコリーの小房と茎を2分ほどゆでる
4. 茎の硬さを確認してゆであがったら、水にさらさずザルにあげて冷ます
【ゆで方のポイント】
・余熱で火が通るため硬めにゆでる
・水にさらさない
- 1
- 2
ブロッコリーの人気ランキング