ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

野菜ソムリエがカリフラワーのゆで方を伝授!

Photo by 稲吉永恵

カリフラワーは普段どのようなゆで方をしていますか?塩ゆでや電子レンジで加熱する方法などがありますが、カリフラワーの特徴を押さえてゆでるのが大切です。

カリフラワーの旨味を凝縮させたいなら丸ごとゆでること、ゆでたら水にさらさないことなどが基本のポイントですよ。この記事では、野菜ソムリエがゆで方やベストなゆで時間を解説します。白くきれいにゆであげるコツも必見ですよ♪

カリフラワーのゆで方のコツ

  1. 旨味を凝縮させたいなら鍋で丸ごとゆでる
  2. 小麦粉を水で溶いたものを加えるとアクが抜け、ふっくらゆであがる
  3. 白く仕上げたい場合はレモン果汁や穀物酢を加えてゆでる
  4. 硬めにゆでる
  5. ゆでたら水にさらさない

カリフラワーの下処理と洗い方

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葉付きのカリフラワーを購入したら、まず手や包丁で葉を取り除きます。食べる部分の白い花蕾近くは、包丁で切ると外しやすいですよ。茎をカットしてから水を張ったボウルに浸して振り洗いします。花蕾にごみやほこりなどが付いていることが多いので、よく洗いましょう。

カリフラワーの切り方はこちら▼

【鍋で丸ごと】カリフラワーのゆで方&ゆで時間

カリフラワーは鍋で丸ごとゆでる方法がイチオシです。ゆでるときに小麦粉を水で溶いたものを加えると、表面をコートして旨味を閉じ込めてくれますよ。さらにアクも抜けふっくら仕上がります。またゆでてから切り分けると花蕾がポロポロ崩れないのもメリットですよ。

手順

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深さのある鍋でたっぷりのお湯を沸かします。沸騰したら塩を入れ(お湯2Lに塩大さじ1杯が目安)水で溶いた小麦粉を加えます。あらかじめ小麦粉小さじ2杯を水小さじ2杯で溶いておきます。

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茎を下にしてカリフラワーを入れ、約1分ゆでます。このときお湯が吹きこぼれないように注意しましょう。

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トングや菜箸を使い裏返して約1分ゆでます。余熱で火が入るので、硬めにゆでておきましょう。

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水にさらさずザルにあげて冷まします。

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粗熱が取れたらカリフラワーを小房に分けて使います。

ゆで方のコツ

  1. 小麦粉を溶いて加えるとアクが抜けてふっくらゆで上がる
  2. 吹きこぼれないように注意する
  3. 余熱で火が入るので硬めにゆでる
  4. 水にさらさない

【小房ならフライパン】カリフラワーのゆで方&ゆで時間

小房に分けたカリフラワーをゆでるときはフライパンを使います。少ない水で済み、すぐに沸騰するので時短で仕上がるのが大きなメリット。急ぐときはこの方法がおすすめですよ。レモン果汁や穀物酢を入れると白くきれいにゆでられます。

手順

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カリフラワーは茎の根元に包丁を入れて小房に分けます。

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大きいものは切り込みを入れて2つに割り、食べやすい大きさにします。

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フライパンにお湯を沸かし、沸騰したら塩とレモン果汁か穀物酢を入れます。塩はお湯全体の1%(お湯500ccに塩小さじ1杯が目安)、レモン果汁や穀物酢は小さじ1/2杯ほどを入れましょう。カリフラワーの白色がきれいに発色しますよ。

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カリフラワーを入れ2分ほどゆでます。余熱で火が入るので、硬めにゆでておきましょう。

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水にさらさずザルにあげて冷まします。

ゆで方のコツ

  1. レモン果汁や穀物酢を入れると白く仕上がる
  2. 硬めにゆでる
  3. 水にさらさない

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