キムチが腐る原因と正しい保存方法

キムチに限らず食品が腐る原因は、細菌や酵母といった微生物の増殖です。微生物の増殖を抑えるためには、微生物が増殖しづらい環境を保つことが必要になってきます。

では、家庭ではどのようにすればいいのでしょうか?正しい保存方法をご紹介していきますよ。(※3)

キムチの正しい保存方法

  1. 密閉できる容器で保存する
  2. 冷蔵保存する
  3. 長期保存する場合は冷凍保存する
キムチを保存するときは、密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で保存するようにしましょう。キムチの保存に適した温度は2~7℃といわれているので、冷蔵庫のなかでもチルド室がおすすめ。

また、キムチを長く保存したい場合には、冷凍保存することも可能です。冷凍すると1ヶ月ほど保存できますが、食感や味は落ちてしまう場合も。冷凍保存したキムチは、加熱調理して食べるのがいいですよ。(※5)

【Q&A】酸っぱい味がするキムチは腐っている?

A:賞味期限が切れる前の酸っぱいキムチは腐っているわけではなく、問題なく食べられます。

キムチが酸っぱくなる原因は、乳酸発酵によるものです。発酵がすすむことで酸味を感じるようになりますよ。酸っぱい味が苦手な場合は、炒め物や鍋といった料理にすることで食べやすくなります。(※6)

【Q&A】食べるとピリピリするキムチは腐っている?

A:腐っているわけではなく、体に害はありません。

キムチを食べたときにピリピリと感じるのは、乳酸発酵により炭酸ガスが生じたためです。炭酸飲料のようなピリピリ感があっても体に害はないので、食べても大丈夫です。(※7)

【Q&A】賞味期限切れのキムチは食べられる?

A:キムチの賞味期限が切れても、未開封の場合はすぐに食べられなくなるわけではありません。

賞味期限とは、未開封の状態でその食品をおいしく食べられる期限のこと。すぐに食べられなくなるわけではありませんが、賞味期限を過ぎたキムチは早めに食べきるようにしましょう。また、賞味期限内でも腐敗のサインがあったら食べるのを控えてくださいね。(※8)

悪くなる前に!キムチを大量消費できるレシピ5選

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ