ライター : 椛嶋 貴子

管理栄養士

キムチは腐る?傷んだキムチの見分け方をチェック

腐ったキムチの見分け方

  1. 変色する
  2. ぬめりがある
  3. アルコール臭がする
  4. 容器が膨らむ

変色する

キムチが劣化すると変色が生じることがあります。

特に、日本のキムチは本場韓国のキムチと製造方法が違うことが多く、調味液につけた浅漬けのものが多数あります。浅漬けの漬物は、細菌の発育により変色しやすい場合も。いつもと色が違うと感じたら、食べないようにしてくださいね。(※1,2)

ぬめりがある

キムチが傷むとぬめりが出てくることがあります。この変化は細菌や酵母の発育が原因といわれていますよ。キムチに限らず、食品のぬめりは傷んでいるサインなので、ぬめりを感じたら食べないようにしましょう。(※1)

アルコール臭がする

食品の腐敗が進むとアルコール臭を感じることがあります。これはキムチも同様ですよ。

アルコール臭は、酵母により作られるエタノールといったアルコール類により生じたものです。腐敗によって作られるので、キムチが腐っているサインのひとつとなります。アルコール臭を感じたら、食べるのを控えるようにしましょう。(※3)

容器が膨らむ

キムチの容器が膨らむのも、腐敗のサインのひとつです。この現象は乳酸菌や酵母の発育により生じます。

一見キムチ自体に変質がないように感じても、容器が膨らんでいたら要注意。キムチに変化がないように見えても腐敗が始まっているおそれがあるので、食べないようにしましょう。(※1)

腐ったキムチを食べると食中毒になる?

食品が腐っているときは、その食品で微生物が増殖している状態です。その食べ物を食べた結果、食中毒になるリスクが高くなりますよ。

キムチも例外なく、腐ったときには食中毒を起こすおそれがあります。キムチが腐っていると気づいたら食べるのを控えましょう。(※4)
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