ライター : Uli

webライター

きっと誰もが騙される!“まるでうなぎ” な蒲焼き風

Photo by Uli

調理時間 20
見てびっくり食べてびっくり!山芋で作る“まるでうなぎ”な蒲焼きレシピです。山芋とは粘りのある芋の総称。山芋のなかでも粘りの強い自然薯ややまと芋を使い、ふわふわのうなぎの身を再現するのがポイントです。アーモンドを細かく刻んで小骨の食感を、焼き海苔でうなぎの皮を再現します。

ふわとろ食感と蒲焼き風の甘辛いたれが相まって、本物のうなぎを食べているようですよ。食感と見た目をうなぎに似せるコツも必見です。

材料(4人分)

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作り方

1.アーモンドを刻む

細かく刻まれたアーモンドがのっているまな板

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アーモンドを包丁で細かく刻みます。

2.山芋をすりおろす

とろろが入っているすり鉢

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山芋をすりおろします。

3.卵と塩を混ぜる

とろろに塩と卵を加えて混ぜる様子

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卵と塩を加え、スプーンで空気を含ませるようにしっかり混ぜます。

4.片栗粉を混ぜる

とろろに片栗粉を加えた様子

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片栗粉を加えてよく混ぜます。片栗粉の量は山芋の粘りの強さによって調整します。 ※粘りの強い自然薯ややまと芋を使う場合は片栗粉大さじ1杯が適量です。水分の多い長芋を使う場合は大さじ3杯ほど入れてください。

5.アーモンドを加える

とろろに刻んだアーモンドを加えた様子

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アーモンドを加えてよく混ぜます。

6.焼き海苔を切る

片側がすぼんでいる細長い2枚の焼き海苔がのっているまな板

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正方形の焼き海苔を半分に切ります。うなぎの尾をイメージして、片側をすぼめるように切り落とします。

7.とろろをのせる

焼き海苔の上にとろろを広げた様子

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とろろをのせて広げます。とろろは焼くと少し膨らみ、焼き海苔は焼くと縮むため、焼き海苔の余白を残しておきます。計4枚同様に作業します。

8.両面を焼く

うなぎもどきをフライパンで2枚ずつ焼く様子

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サラダ油大さじ1杯をフライパンに入れて中火にかけ、うなぎもどきを2枚ずつ焼きます。焼き海苔の面を下にしてフライパンに並べ、2~3分焼きます。表面にふつふつ気泡が出てきたら返してさらに2~3分焼きます。同様に計4枚焼きます。 ※うなぎもどき2枚にサラダ油大さじ1杯が適量です。数回に分けて焼く場合は、そのつどサラダ油を足してください。

9.模様をつけるつける

うなぎもどきにフォークで模様をつける様子

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フライパンから取り出して、身側(とろろの面)に模様をつけます。ヘラで縦一本の深い切り込みを入れます。切り込みの左右にフォークを押し付けるかひっかくかして細かい筋をつけます。 ※フォークを押し付けるとうなぎらしい模様になりますが、身が薄くなります。身の厚いうなぎもどきを作りたい場合は、フォークでひっかくように模様をつけるのがおすすめです。

10.たれを絡める

うなぎもどきを蒲焼きのたれに絡める様子

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たれの材料をすべてフライパンに入れ、しっかり煮立たせます。うなぎもどきの身側を下にしてたれをしっかり絡ませます。皮側(焼き海苔側)はさっとまぶす程度か絡ませなくても十分です。 ※たれが少ないと感じる場合は倍量で作ってください。たれを煮立たせることで蒲焼きらしい照りが出ます。照りが足りない場合は、身側を下にしたまましばらく火にかけて絡ませます。

11.焦げ目をつける

魚焼きグリルに入っているうなぎもどき2枚

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お好みで魚焼きグリルやバーナーなどで表面に焦げ目をつけて完成です。

コツ・ポイント

  1. アーモンドを細かく刻んで小骨の食感を再現する
  2. 山芋の粘りの強さによって片栗粉の量を調整する
  3. ヘラとフォークで模様をつける
  4. たれの材料を煮立たせて照りを出す
  5. お好みで表面に焦げ目をつける

見た目も食感も本物のうなぎそっくり♪

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ふわふわとろとろ食感で、まるで脂がのっているうなぎを食べているよう!クセがないとろろが甘辛いたれとなじみ、焦げ目の香ばしさが際立ちます。やや多めのサラダ油で焼いているためコクがあり、焼き海苔の風味も絶妙です。

山芋で作っている過程を見ていた家族に食べてもらうと、「これ本当にさっき作ってたとろろ?」「こんなに本物そっくりでいいの⁉」と驚きの声。うなぎ特有の旨味はないものの、十分においしい蒲焼きが作れました。

山芋でうなぎもどきを作ってみましょう

うなぎが買えないときや、手軽にうなぎの蒲焼きの雰囲気を楽しみたいときは、山芋でうなぎもどきを作ってみましょう。本物そっくりな見た目と食感の蒲焼きが作れますよ。刻んでひつまぶしにしたり、錦糸卵やだし巻き卵、牛しぐれ煮などと一緒に丼にしたり、とさまざまな食べ方でご堪能ください。

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