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「山芋」と「長芋」ってどう違うの?
調理方法やカット方法によってさまざまな食感が楽しめる「山芋」と「長芋」。そのまま食べるのはもちろん、とろろにしたり揚げ物にしたりと食べる機会も多いのではないでしょうか。しかし実際のところ山芋と長芋の違いを聞かれると、パッっと答えるのはむずかしいですよね。今回は、一緒のようで異なる山芋と長芋の違いについてご説明していきたいと思います。
山芋とは?
特徴
山芋とは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマイモに分類され、地下に芋をもつ作物の総称です。「山芋」とは正式名称は「ヤマノイモ」。山で自生する「自然薯(じねんじょ)」のことなどを指します。山の芋、自然薯、銀杏芋、大和芋、つくね芋などのさまざまな呼び名があり、地方によって呼び名が変わります。
また大きな特徴のひとつとして、山芋にはシュウ酸カルシウムという物質が含まれています。このシュウ酸カルシウムの結晶が皮膚に刺さるとかゆみの原因となります。水で洗ってもかゆみが収まらない場合は、水で薄めたお酢で該当箇所を洗いましょう。
特産地と旬
一番の山芋の生産量を誇るのは北海道。全体の約38%を占めています。ヤマノイモ科の中の種類にもよりますが、山芋は基本的に10~3月の秋から春にかけての季節に旬を迎えます。ヤマノイモ科の中のひとつである「自然薯」の旬は11~1月と短く、形状が曲がっていて複雑な栽培方法なため、貴重で高価な食材といわれています。
おすすめの食べ方
独特な味わいで風味がよく、粘り気が強い特徴があります。そのままカットして食べてももちろんおいしいですが、おすすめな食べ方としては、粘り気を活かしてとろろにするのが一般的です。
長芋とは?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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