ライター : Uli

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ホワイトソース作りの失敗の原因と成功のコツ

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グラタンやシチューなどに欠かせないホワイトソース(ベシャメルソース)は、失敗しやすいソースです。ダマになる、茶色になる、ゆるすぎる、固すぎる、などさまざまな失敗があります。それぞれの失敗を防ぐコツと解決方法をご紹介するので、ぜひ参考にして作ってみてください。

ダマになる原因と失敗を防ぐコツ

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薄力粉にかたまりがあるとダマになりやすいため、調理前に茶こしでふるっておきましょう

また、火を止めて冷たい牛乳を一気に注ぎ入れるのもポイント。薄力粉は熱い水分が混ざって58℃以上になると糊状に固まり始めます。冷たい牛乳を混ぜることで全体の温度を下げ、部分的に固まってダマができるのを防ぎましょう。

茶色くなる原因と失敗を防ぐコツ

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バターと薄力粉は焦げやすく、炒めすぎると焼き色がついて茶色いルーになってしまいます。

バターを鍋に入れてから弱火にかける、火を止めて薄力粉を加える、薄力粉とバターがなじんでから再度弱火にかける、の3点が焦がさないためのポイント。とくに鍋底は焦げやすいため、ヘラで鍋底をなぞるように混ぜましょう。

ゆるくなる原因と失敗を防ぐコツ

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バターと薄力粉の分量にたいして牛乳の分量が多かったり、煮詰め不足だったりするとホワイトソースがゆるくなります。材料をしっかり計量し、鍋底からボコボコ大きな泡が出てくるまで加熱することで、ゆるくなる失敗を防ぎましょう。

しっかり煮て沸騰させると、薄力粉の粘りが安定してとろみのあるホワイトソースが作れます。

固くなるの原因と失敗を防ぐコツ

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ホワイトソースが固くなる原因は、牛乳の量が少ないか、煮込みすぎて水分が飛んでしまったためです。材料をしっかり計量し、ホワイトソースが沸騰したらすぐに火を止めることで、固くなるのを防げますよ。

ホワイトソースは使用する料理によって理想の固さが異なるため、牛乳の量は用途によって調整してください。

誰でも失敗しない♪ なめらかホワイトソースのレシピ

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調理時間 20
バターと牛乳のまろやかなコクが味わえるホワイトソースのレシピをご紹介します。材料の比率は、「バター:薄力粉:牛乳」を「1:1:10」にすると作りやすいです。ただし、この比率で作ると固めのホワイトソースになるため、ゆるいホワイトソースを作りたい場合は牛乳の量を増やして作ってみてください。

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