ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

万願寺とうがらしで作る♪ 3つのおつまみレシピ

Photo by 稲吉永恵

初夏になると出回り始める万願寺とうがらし。やわらかく肉厚な果肉はピーマンともししとうがらしとも違う食感で、食べごたえ抜群です。特に油と合わせると甘みや旨みが増して絶品なんですよ。

我が家では焼きびたしや炒め物がお酒に合うと好評。野菜特有の青っぽさが苦手な家族も「ジューシーで甘い!」と喜んで食べてくれます。

この記事では、野菜ソムリエが万願寺とうがらしのおいしさを活かすおつまみのレシピをご紹介。どれも10分以内で完成するレシピなのでぜひ挑戦してみてください。

1. さっぱり上品な味。万願寺とうがらしの焼きびたし

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10
万願寺とうがらしは果肉だけでなく種やわたもやわらかいです。小さいものは丸ごと、大きいものはカットしてから焼きびたしにするのがイチオシ。急いでおつまみを作りたいときに重宝するメニューです。

中まで味が染みて、旨みたっぷりのだしがじゅわ〜っと口いっぱいに広がりますよ。できたてをビールと合わせていただくのもおすすめですが、ひと晩冷蔵庫で冷やしたものもたまらないおいしさです。

材料(2人分)

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下ごしらえ

しょうがをすりおろす

透明の器に入ったすりおろししょうが

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しょうがはよく洗って皮をスプーンでこそげ取り、すりおろします。

作り方

1.調味料を合わせる

透明の器に入っためんつゆと水にすりおろししょうがを加える様子

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めんつゆと水を混ぜ、すりおろししょうが小さじ1杯を加えてよく混ぜます。

2.万願寺とうがらしを切る

万願寺とうがらしのへたを切った様子

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万願寺とうがらしはよく洗い、へたをカットします。
半分にカットした万願寺とうがらし

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半分にカットします。小さいものは丸ごとでも構いません。

3.フライパンで焼く

フライパンで万願寺とうがらしを焼く様子

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フライパンを火にかけてサラダ油(分量外)をひき、万願寺とうがらしを入れて中火で焼きます。
焦げ目がついた万願寺とうがらし

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焦げ目がついたら裏返して同様に焼きます。

4.器に盛り付け調味料をかける

和皿に盛り付けた万願寺とうがらしに調味料をまわしかける様子

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器に盛り付け、1をまわしかけます。
8角形の和皿に盛り付けた万願寺とうがらしの焼きびたし

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お好みですりおろししょうが小さじ1/2杯程度をのせて完成です。

コツ・ポイント

  1. 旬が重なるオクラやズッキーニ、なす、赤パプリカを一緒に焼きびたしにしてもおいしいです。

2. 甘みが引き立つ。万願寺とうがらしの丸ごと焼き

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調理時間 10
肉厚でやわらかい万願寺とうがらし。切らずに丸ごと焼くと、ギュッと旨みが凝縮されて「こんなに甘くなるの……?」と驚くこと間違いなしです。キリッと冷えた日本酒によく合いますよ。

レシピでは魚焼きグリルで焼きますが、トースターやフライパンで焼いてもよいです。シンプルながらクセになる味で、お酒の邪魔をしないおつまみとしてとても優秀です。

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