材料(配合)

・チョコレート……200g
・生クリーム(乳脂肪分45%)……100cc
・純ココアパウダー/粉砂糖……適量

作り方の比較

1. チョコレートを刻む

Photo by Uli

ダークチョコレート(上)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(下)
各チョコレートを包丁で細かく刻みます。ダークチョコレートはとても硬く、力を入れて刻む必要があり、細かく刻むまでに時間がかかりました。ミルクチョコレートはダークチョコレートよりやわらかく刻みやすいです。

ホワイトチョコはほかの2種類に比べて圧倒的にやわらかく、簡単に刻むことができました。ホワイトチョコは、手で触りすぎたり室温が高かったりすると、溶けやすいため注意が必要です。

2. 温めた生クリームを加えて、泡立て器で混ぜ合わせる

Photo by Uli

ダークチョコレート(上)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(下)
生クリームを鍋に入れて火にかけ、沸騰直前で火からおろし、刻んだチョコレートに加えて泡立て器で混ぜます。ダークチョコレートは溶けにくく、しばらく混ぜても塊が残ったまま溶ける気配がなかったため、50℃の湯を用意して湯せんしながら1~2分混ぜて溶かしました。

ミルクチョコレートはダークチョコレートに比べると溶けやすく、しばらく混ぜていると塊が溶けます。ホワイトチョコレートは、温かい生クリームを加えた瞬間からどんどん溶けていきました。

室温の低い冬場はミルクチョコレートやホワイトチョコレートであっても溶けにくく、小さな塊が残る可能性があります。心配であれば、50℃の湯を用意して水が入らないよう注意しながら湯せんするのがおすすめです。

3. チョコレートが溶けたらヘラで混ぜ合わせる

Photo by Uli

ダークチョコレート(上)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(下)
チョコレートが完全に溶けてから、ヘラで手早く混ぜ合わせます。ダークチョコレートはもっとも固く、どっしり重めの感触です。ミルクチョコレートはダークチョコレートに比べるとやわらかめでした。

ホワイトチョコレートはほか2種類のチョコレートに比べると、圧倒的にやわらかいゆるめの液体状。ヘラで勢いよく混ぜると空気が入りやすいため、慎重に混ぜる必要があります。どのチョコレートも分離する様子はなくスムーズに作業できました。

4. バットに流し入れて、冷蔵庫で冷やし固める

Photo by Uli

ダークチョコレート(上)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(下)
クッキングシートを敷いたバット(容器)に流し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めます。ダークチョコレートとミルクチョコレートはやや固く、流し入れた跡が表面に残るため、平らな台の上にやさしく数回落として表面を整えました。ホワイトチョコレートは自然ときれいな表面になります。

1時間後それぞれのチョコレートの側面と表面をそっと押して固まり方を確認したところ、ダークチョコレートとミルクチョコレートはほぼ固まっていました。ホワイトチョコレートはやや固まっていますが、触った跡がつくくらいやわらかい状態です。

5. 切り分けて純ココアパウダー/粉砂糖をまぶす

Photo by Uli

ダークチョコレート(上)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(下)
クッキングシートを剥がし、左右上下の端を切り落として2cm角に切ります。純ココアパウダー(粉砂糖)をまぶして完成です。

ダークチョコレートはカレールーと同じくらいかそれ以上に固く、包丁をしっかり温めずに切ると断面が割れてしまいました。包丁を念入りに温めて切るときれいな断面になります。

ミルクチョコレートはやわらかく、ねっとり粘度のある感触です。ダークチョコレートと同じくらい念入りに包丁を温めて切ると、断面がとろっと溶けてしまいました。ほどよく温めた包丁で切るときれいに切れます。

ホワイトチョコレートは、4時間以上経っても固まり切らず、クッキングシートにくっついて剥れず、切れる状態ではありませんでした。

編集部のおすすめ