ライター : Uli

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原材料でわける!チョコレートの種類を解説!

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ダークチョコレート(左)/ミルクチョコレート(真ん中)/ホワイトチョコレート(右)
チョコレートは原材料や加工方法などで、さまざまな種類に分類できる魅力的な食べ物です。ここではチョコレートのなかでも身近な、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの違いや特徴についてご紹介します。

おいしいチョコレートスイーツを作りたい方はぜひ最後までご覧ください。3種類のチョコレートの原材料の違いによる味わいや香りなどに注目し、生チョコを作ってどのような違いがでるのか検証していきます。
チョコレートの種類原材料甘味苦味カカオの香り
ダークチョコレートカカオマス、ココアバター、砂糖など☆☆☆☆☆☆
ミルクチョコレートカカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品など☆☆☆☆☆☆
ホワイトチョコレートココアバター、乳製品、砂糖など☆☆☆

カカオの味を楽しめる「ダークチョコレート」

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ダークチョコレートは、一般的にカカオマスの割合がおおよそ40~60%以上で、乳製品が入っていないチョコレートのことを指します。主な原材料はカカオマス、ココアバター、砂糖などで、レシチン(乳化剤)や香料が入っている場合が多いです。

カカオマスの割合が高いため、カカオ独特の苦味や渋味、コク深い香りがあるのが特徴。ビターチョコレート、スイートチョコレート、ブラックチョコレートと呼ばれることもあります。

ダークチョコレートの原材料やカカオマスの割合に厳密な定義はありません。メーカーによっては、乳製品が少量入っていてもダークチョコレートと表記する場合があります。

苦味と甘味のバランスがよい「ミルクチョコレート」

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ミルクチョコレートとは、ミルク(乳製品)が入っているチョコレートのことです。主な原材料はカカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品(クリーム粉乳、全脂粉乳、脱脂粉乳)、レシチン、香料など。ダークチョコレートに乳製品を加えるとミルクチョコレートになります。

ダークチョコレートに比べるとカカオ特有の香りと苦味が抑えられ、乳製品のクリーミーでまろやかな味わいが特徴。一般的に売られているチョコレートはミルクチョコレートである場合が多いです。

まろやかな甘味が魅力「ホワイトチョコレート」

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ホワイトチョコレートとは、カカオマスが入っていない白色のチョコレートを指します。原材料はココアバター、乳製品、砂糖、レシチン、香料などです。カカオ豆の脂肪分であるココアバターを主原料としているのが、ダークチョコレートやミルクチョコレートとの大きな違い。

カカオ特有の苦味や渋味はなく、まろやかでミルキーな味わいと、強い甘味があります。チョコレートの特徴的な茶色を作るカカオマスが入っていないため、乳白色に仕上がるのも特徴です。

チョコレートの種類でどうかわる?生チョコで検証!

使うレシピ

生チョコを作る過程や味わいの比較がしやすいよう、材料も作り方もシンプルなレシピを参考にします。材料は、チョコレート、生クリーム、コーティング用のココアパウダー(もしくは粉砂糖)のみです。

比較条件

同じレシピでチョコレートの種類のみを変えて比較します。ダークチョコレート(カカオマス65%で乳製品を含まない製品)、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートを使うこと以外は、基本的にレシピの材料と配合は同じです。

ホワイトチョコで作る際は、コーティング用のココアパウダーを粉砂糖に変更します。また、生チョコとして固まり切らない場合は、材料の配合を変えて作り直します。

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