ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

二日酔いにならないためにはどうすればいい?

二日酔いの原因は「お酒の飲み過ぎ」です。二日酔いを避けるなら、お酒を飲み過ぎないようにしましょう。

体質によっては、比較的少ない量の飲酒でも二日酔いになる場合があります。二日酔いは広く知られていますがつらい症状については諸説あり、メカニズムはまだ解明されていない部分もあるようです。

それでは、二日酔い対策のポイントを詳しく見てみましょう。(※1,2)

二日酔い防止のために意識したいこと5選

お酒を飲む前のポイント

  1. 肝臓機能にいい栄養ドリンクを飲む
  2. 牛乳やチーズの脂肪を摂る

肝臓機能にいい栄養ドリンクを飲む

指定医薬部外品として販売される、栄養ドリンクがあります。なかには、二日酔いのほか、食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃のむかつきにも効能のある製品も。

二日酔い対策に用いられる栄養ドリンクには、一日の目安量や注意事項の記載があります。商品パッケージをよく確認して選ぶようにしてくださいね。(※3)

牛乳やチーズの脂肪を摂る

牛乳やチーズなどの脂肪を含む食品をお酒を飲む前に食べることで、胃に膜を作ってくれる作用が期待できます。

お酒を飲む前だけでなく、飲みながらおつまみとして摂るのもおすすめ。とくにチーズはお酒によく合うので、二日酔い対策に取り入れやすいですね。(※4)

お酒を飲んでいるときのポイント

  1. お酒と一緒に水も飲む
  2. たんぱく質の多い枝豆や豆腐を摂る
  3. ビタミン・ミネラルを補給する

お酒と一緒に水も飲む

水を飲みながらお酒を飲むと、肝臓や胃の負担が軽くなり、アルコールの吸収もゆるやかになる作用が期待できます。とくに、ウイスキーや焼酎などの強いお酒は水と一緒に摂るか、水で割って薄めると胃にやさしいでしょう。

また、水分が不足すると二日酔いの症状が起こりやすいです。お酒を飲むなら水も飲むことを忘れず意識してくださいね。(※4)

たんぱく質の多い枝豆や豆腐を摂る

たんぱく質の豊富な枝豆、豆腐、肉、魚の摂取といった食品の摂取がおすすめです。これらは肝臓の細胞の再生を促すため、アルコールを分解する力をアップしてくれます。

枝豆や豆腐はおつまみの定番食材でもあるので、手軽に取り入れやすいですね。(※4)
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