目次
小見出しも全て表示
閉じる
風邪と免疫力の関係は?
風邪をはじめとする感染症の対策には免疫力を高める食材を摂り入れながら、バランスの良い食事を心がけることが大切です。風邪対策には、免疫抗体の材料となるたんぱく質をはじめ、免疫の最前線である粘膜のはたらきを高めるビタミンAや抗酸化物質のポリフェノールが役立ちます。
また、腸の免疫細胞を活性化するために、腸内環境を整える発酵食品や食物繊維の豊富な食品も意識して摂り入れましょう。(※1)
また、腸の免疫細胞を活性化するために、腸内環境を整える発酵食品や食物繊維の豊富な食品も意識して摂り入れましょう。(※1)
風邪対策におすすめ。納豆に含まれる栄養成分
納豆の栄養成分
- たんぱく質
- ビタミンB群
- ナットウキナーゼ
- S-903
たんぱく質
納豆には炭水化物、脂質とともにエネルギー産生栄養素として知られるたんぱく質が豊富に含まれます。たんぱく質は筋肉や臓器、皮ふなど体を構成するだけでなく、ホルモンや抗体などの体の調子を整える物質の材料にもなる栄養素です。
大豆のたんぱく質は必須アミノ酸がバランスよく含まれ、肉や魚と同じ良質なたんぱく質であることから、「畑のお肉」ともいわれます。(※2,3,4)
大豆のたんぱく質は必須アミノ酸がバランスよく含まれ、肉や魚と同じ良質なたんぱく質であることから、「畑のお肉」ともいわれます。(※2,3,4)
ビタミンB群
納豆には水溶性のビタミンB群のなかでも発育のビタミンと呼ばれるビタミンB2と補酵素として重要なビタミンB6が含まれます。ビタミンB2は糖質、たんぱく質、脂質の代謝に関わり、皮ふや髪、爪を作るのにも関わる栄養素です。
ビタミンB6は皮ふの健康の維持、ヘモグロビンと神経伝達物質の合成に関わるほか、体を守るはたらきをもつといわれ、元気に過ごすために必要な栄養素です。(※2,5)
ビタミンB6は皮ふの健康の維持、ヘモグロビンと神経伝達物質の合成に関わるほか、体を守るはたらきをもつといわれ、元気に過ごすために必要な栄養素です。(※2,5)
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは納豆特有のねばり成分に含まれる、納豆菌が作る酵素のひとつです。血栓を溶かしやすくするはたらきと血栓を溶かすためにはたらくウロキナーゼという酵素を活性化させるはたらきをもちます。
ナットウキナーゼによって血のめぐりが良くなると、免疫機能に関わる細胞も体の中をめぐりやすくなるため、免疫力の向上におすすめです。(※6,7)
ナットウキナーゼによって血のめぐりが良くなると、免疫機能に関わる細胞も体の中をめぐりやすくなるため、免疫力の向上におすすめです。(※6,7)
S-903納豆菌
S-903納豆菌は通常の納豆製造に使われている納豆菌に対して免疫に対する機能性が1.5倍もあるといわれている納豆菌です。マウスを使った研究では、特にインフルエンザウイルスの増殖抑制と感染後に体内における抗体生産量を増やす作用があることが確認されています。
また、同じくマウスの実験で、ノロウイルスやライノウイルスに対してもウイルス量が抑えられており、これらの感染症対策として摂り入れるのにおすすめの納豆菌です。(※8,9)
また、同じくマウスの実験で、ノロウイルスやライノウイルスに対してもウイルス量が抑えられており、これらの感染症対策として摂り入れるのにおすすめの納豆菌です。(※8,9)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。