ライター : megyu

食生活アドバイザー/スープソムリエ

おせち料理を重箱に詰める意味・言われを知ってる?

Photo by macaroni

重箱はコンパクトで衛生的に保存でき、「福が重なるように」という意味を込めてお正月のおせち料理に用いられています。一般的に多く使われるのが三段重と四段重です。

三段重は一番上の一の重にかまぼこや栗きんとんなどの祝い肴と口取り、二の重に焼き物と酢の物、三の重に煮物を詰めるのが一般的。四段重では、一の重に祝い肴と口取り、二の重に焼き物、三の重に酢の物、与の重に煮物というように、重箱の段の数によって何を詰めるかが決まっています。

この記事では、三段重に合わせてレシピをご紹介♪ ぜひ参考にしてください。

【一の重|縁起物】中華風おせち料理のレシピ5選

1. 長寿の象徴。甘辛ソースのえびチリ

調理時間:20分

加熱するとくるっと腰が曲がるえびは、「長生きできますように」という願いを込めて、おせち料理によく使われます。中華風おせちには、人気のえびチリにするのがおすすめです。甘辛ソースが絡んで、ごはんにもお酒にも合いますよ。

2. ふっくら仕立て。えびシュウマイ

調理時間:20分

ひと口サイズのえびシュウマイは取り分けやすいので、おせち料理のおかずにぴったりです。蒸し器を使わずにレンジで簡単に作れます♪ ジューシーな豚ひき肉の中からプリっとした無頭えびがあらわれて、たまらないおいしさです。

3. ピリ辛がくせになる。うずら卵の豆板醤漬け

調理時間:20分

おせち料理の縁起物として、卵を使う料理がおすすめです。卵は「子孫繁栄」と、黄身を金、白身を銀に例えて「金運上昇」の意味があると言われています。うずら卵を豆板醤漬けにすれば、中華料理によく合うひと品に。ピリ辛で大人の味わいです。

4. 重箱を鮮やかに彩る。金柑の甘露煮

調理時間:90分

金柑は「金冠」とかけて富を象徴し、縁起がよい食材とされています。おせち料理に金柑の甘露煮を詰めれば、キラキラとした鮮やかなオレンジ色が重箱を鮮やかに飾ってくれますよ。フルーティーな香りと爽やかな甘さで、箸休めにぴったりです。

5. 厄除けに。中華風おこわの本格ちまき

調理時間:60分(※お米の浸水時間は除きます)

中華風おせちには厄除けの意味をもつ、ちまきがおすすめです。竹皮を使う本格ちまちを手作りすれば、重箱にボリューム感が出せますよ。干ししいたけや豚もも肉からでる旨味がもち米に染みて、奥深い味わいが楽しめます。

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