よく噛む

よく噛んで食べることは、満腹であることが脳に伝わりやすく、食欲を抑えるのに役立ちます。また、脳内物質のはたらきにより、内臓脂肪の分解が促されるといわれています。

よく噛むためには、食物繊維が豊富な食べ物や、弾力のある食べ物を選ぶとよいですよ。大きめに切って食べごたえを出すのもおすすめ。ながら食いや早食いにならないよう、噛むことに集中できる環境で食べるのも大切です。(※21)

水分をしっかりと摂る

一日に摂る水分は、飲み水から約1L、食事から約1.1Lといわれています。食事を減らしがちなダイエット中は、水分が不足しないよう注意が必要です。

常温の水分を摂ると、代謝アップにつながります。また、筋肉に水分がスムーズに送られて効率よく筋肉を増やせるため、基礎代謝を高めることにつながります。水分は一度にたくさん摂るのではなく、こまめに補給するようにしましょう。(※22,23)

バランスを意識して食べる

食事から摂る糖質、脂質、たんぱく質を、体内で円滑に利用できるようにするのがビタミンやミネラルです。また、ビタミンやミネラルだけを摂っても、たんぱく質や脂質など必要な栄養素が不足してしまいます。

痩せるためには食べる量を減らすのではなく、選び方を意識してバランス良く食べることが大切です。(※1,2,3)

食材を上手に選んで、痩せやすい身体作りを

痩せる食材の特徴は、たんぱく質やビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富なもの、低脂質、低GIなものです。しかし、これらの食材ならいくらでも食べていいわけではなく、バランス良く取り入れながら食べるのが大切です。

また、よく噛むことやこまめな水分摂取を習慣にして、健康的に痩せるダイエットに活かしてくださいね。
【参考文献】
※8 八訂食品成分表|女子栄養大学出版部
(2023/04/23参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ