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MCTオイルとは?
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%に精製された油のこと。一般的な植物油に含まれる長鎖脂肪酸と比べて、中鎖脂肪酸は構成する脂肪酸の長さが短いため、短時間でエネルギーとして分解されるのが特徴です。
日常活動での脂肪の消費を高めるオイルとして、ダイエッターからも注目されています。(※1,2)
日常活動での脂肪の消費を高めるオイルとして、ダイエッターからも注目されています。(※1,2)
MCTオイルとケトン体の関係
脂肪からエネルギーを産生するときには、体脂肪をもとに「ケトン体」が作られ、エネルギー源として使われます。このケトン体を効率よく作り出すのに役立つのが、エネルギーに変換されやすいMCTオイルです。
ケトン体をエネルギー源として使う状態にする方法のダイエットはケトジェニックダイエットと呼ばれています。(※2,3)
ケトン体をエネルギー源として使う状態にする方法のダイエットはケトジェニックダイエットと呼ばれています。(※2,3)
MCTオイルを摂るだけで痩せるわけではない
MCTオイルは、エネルギーになりやすいという特徴がありますが、摂るだけで痩せるわけではありません。どんな種類であっても油は1gあたり9kcalであるため、摂り過ぎに注意が必要です。
極端な食事制限はリバウンドの原因となり、健康を損なうおそれもあります。ダイエット中は主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事を心がけましょう。(※2,4,5,6)
極端な食事制限はリバウンドの原因となり、健康を損なうおそれもあります。ダイエット中は主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事を心がけましょう。(※2,4,5,6)
MCTオイルがダイエットに役立つ理由
ポイント
- 体脂肪として蓄積されにくい
- 食べ過ぎ対策になる
- BMIが高めの人のウエストサイズや体脂肪を減らす
- 効率のよい筋肉トレーニングに役立つ
- 便秘対策になる
体脂肪として蓄積されにくい
長鎖脂肪酸は一般的な油に含まれる成分です。小腸で吸収され、リンパ管や静脈を経て筋肉や脂肪組織に運ばれたあと、必要に応じて貯蔵・分解されます。
一方、MCTオイルの中鎖脂肪酸は、吸収されると直接肝臓に運ばれて分解される特徴が。長鎖脂肪酸より約4倍速くエネルギーになり、体内に脂肪として蓄積しにくいため、ダイエット中に適した油といえます。(※2,7)
一方、MCTオイルの中鎖脂肪酸は、吸収されると直接肝臓に運ばれて分解される特徴が。長鎖脂肪酸より約4倍速くエネルギーになり、体内に脂肪として蓄積しにくいため、ダイエット中に適した油といえます。(※2,7)
食べ過ぎ対策になる
ダイエット中は油を控える人が多いかもしれませんが、うまく取り入れることで、食べ過ぎ対策になりますよ。
油を適度に含む食事によって、食後血糖値の上昇とその後の低下がゆるやかになり、腹持ちがよくなります。夕食前に空腹を感じがちな人は、昼食にMCTオイルを取り入れるのもおすすめですよ。(※8)
油を適度に含む食事によって、食後血糖値の上昇とその後の低下がゆるやかになり、腹持ちがよくなります。夕食前に空腹を感じがちな人は、昼食にMCTオイルを取り入れるのもおすすめですよ。(※8)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。