ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

この記事でわかること

  1. ケーキの号数は尺貫法に基づき、1号は直径1寸(約3cm)。号数に3をかけると直径が計算できる。
  2. ケーキ5号のサイズは直径15cmで、4~5人分が目安の人数。ただし、ケーキの種類によってボリュームが異なるので、選ぶ際は注意が必要。
  3. 一般的なスポンジケーキの目安人数は、3号は1~2人分、4号は2~4人分、5号は4~6人分、6号は6~8人分、7号は8~10人分、8号は10~12人分。
  4. フルーツやクリームたっぷりのスポンジケーキとシンプルなチーズケーキやタルトケーキでは、ボリュームが異なるため目安の人数も変わる。
  5. お店でよく見かける一般的なホールケーキのサイズは4~6号が多い。ほかのサイズは予約注文となることがあるため、事前に問い合わせや予約をするとよい。

ケーキの号数とサイズの関係

ケーキの号数は、かつて長さや質量の単位であった尺貫法と関わりがあります。尺貫法では、1尺の10分の1の単位が1寸で約3cmです。1号は、直径1寸(=3cm)のものを表しています。号数に3をかけると直径が計算できて、サイズが分かります。

つまりケーキの号数においては、尺貫法の考えがまだ残っている、というわけです。

ケーキ5号のサイズ・直径・目安人数は?

ケーキ5号のサイズは、5号×3cmで直径15cmになります。4~5人分が目安の人数です。ただし、あくまで一般的なスポンジケーキのときになります。ケーキはさまざまな種類があり、直径が同じでもタイプによってボリュームが異なるので、選ぶときは注意が必要です。

号数・サイズ・人数の目安

号数直径目安の人数
3号9cm1~2人分
4号12cm2~4人分
5号15cm4~6人分
6号18cm6~8人分
7号21cm8~10人分
8号24cm10~12人分

ケーキの種類やトッピングによって目安人数は変わる

上記の表で表している号数と人数は、一般的なスポンジケーキのときのもので、あくまで目安にすぎません。フルーツやクリームたっぷりのスポンジケーキと、シンプルなチーズケーキやタルトケーキなどでは、ボリュームが違うため目安の人数が変わります。

後者のようなタイプのケーキを選ぶときには、スポンジケーキよりもやや少ない人数が目安です。4号は1~2人分、5号は2~4人分、6号は4~6人分と考えるとよいでしょう。

お店のケーキは4号から6号が一般的

お店でよく見かける一般的なホールケーキのサイズは、4~6号が多くなっています。それ以外のサイズは、店頭に並んでいなかったり、予約注文となったりすることも。

またホールケーキは売り切れてしまうこともあり、いつもお店に必ずあるわけではありません。ケーキが買えなかった・人数分のケーキが足らなかった、とならないために、事前にお店に問い合わせたり予約したりするとよいでしょう。

スポンジケーキ5号は4~5人で食べるのが目安

ケーキ5号といわれても、何人分なのかピンとこないかもしれません。尺貫法の名残があるケーキの号数は、3をかけることで直径が分かります。一般的なスポンジケーキなら、4~5人分が目安です。

ケーキの種類によってボリュームは変わるので、ぜひ参考にしてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ