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なまこの食べ方は?下ごしらえは必要?
インパクトのある見た目と触感が特徴のなまこ。生でも加熱しても食べることができ、見た目に反して食べやすい食材です。定番の食べ方は、シンプルな刺身や酢の物。コリコリとした食感が楽しめ、口の中でじんわりと旨味が広がります。加熱するとやわらかくなり、生とはひと味違ったおいしさを堪能できますよ。
なまこを食べるときは下ごしらえをおこないましょう。臭みが取れ、どんな料理にしてもおいしく食べられます!
なまこを食べるときは下ごしらえをおこないましょう。臭みが取れ、どんな料理にしてもおいしく食べられます!
なまこの下ごしらえ方法・さばき方
むずしいイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単にできます。コツをおさえてしっかり下処理をすることで、おいしいなまこを召し上がれますよ♪
基本的な下処理の方法
1. 両端の硬い部分を切り落とす
捌く前に、なまこの身を包丁でパチンと叩いて刺激しましょう。身が硬くなり、扱うときに安定します。両端の硬い部分は1cmほどを目安に切り落としてください。
2. 包丁を入れて切り開く
内臓を取り出すために、なまこの身を切り開きましょう。包丁を入れるときは、なまこを置く向きがポイント。なまこは身の腹側が薄くなっているため、包丁が入りやすいです。刃を上に向け、逆さ包丁にすると身の背側まで切り込みが入るのを防げますよ。
3. 内臓を取り出す
切り開いたなまこから内臓を取り出します。オレンジ色の部分が卵巣(コノコ)、泥の詰まった部分が腸(コノワタ)です。赤なまこなら内臓も食べられるものなので、捨てずに取っておきましょう。どちらもウニやからすみと並ぶ超高級珍味。これらを使用して作る塩辛は酒の肴に最高ですよ。
4. 残った硬い部分を削ぎ落とす
なまこの腹側や両端に硬い部分が残っていないかチェックしましょう。残っていたら包丁で削ぎ落とします。