ナツメグで代用する場合

ハンバーグを作るときによく使用するナツメグ。野菜の甘みを引き出したり、肉や魚の臭みを抑えたりしてくれます。カレー粉を風味付けとして使用するレシピの代用とすると良いでしょう。一方でナツメグには中毒作用があることも知られているので、食べすぎには注意が必要です。

ガラムマサラで代用する場合

ガラムマサラは数種類のスパイスをブレンドしたもので、シナモン、クローブ、カルダモン、クミン、こしょうなどがよく使われます。カレー粉との違いはターメリックが含まれていない点です。そのため比較的違和感なくカレー粉の代用ができるといって良いでしょう。

クミンで代用する場合

クミンは香りが強く、食欲をそそるカレー特有の香りをもちます。そのためクミンひとつだけでも十分カレー風味をつけることは可能です。クミンは一度加熱するとより香りが引き立つので、手間をかけられるときは油で炒ってから使うのがおすすめです。

コリアンダーで代用する場合

実はいちじブームになったパクチーと同じ植物からとれるコリアンダー。完熟した種子の部分をスパイスとして利用し、甘くさわやかな香りが特徴です。カレーを作る際にも必須のスパイスであり、カレーのようなさわやかでスパイシーな風味をつけることができます。カレー粉の代用として使うときはパウダータイプがおすすめです。

ターメリックで代用する場合

ターメリックはカレーの独特の黄褐色を出すスパイスです。ターメリックの黄金色は、「クルクミン」という色素成分によるもの。クルクミンは油溶性のため、油と一緒に利用するときれいな色が引き出されます。見た目を鮮やかな黄色にしたいときにおすすめです。

チリペッパーで代用する場合

チリペッパーは主にカレーの辛さを出すスパイス。シャープな辛さを出したいときにおすすめです。カレー粉にも含まれることがありますが、単体だと辛味を直に感じるため、分量には要注意です。そのままの分量で置き換えるのではなく、ほかのスパイスと組み合わせたり、味見をしたりしながら慎重に加えてください。

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