ビタミン不足の味方「クミン」の効能とは?活用レシピも押さえよう

カレーの香りの元となる香辛料、クミン。味付けのアクセントになるだけでなく、健康、美容の効能も豊かなすぐれものです。ダイエットの研究も盛んにおこなわれているクミンの詳しい効能、効果的な食べ方についてまとめました。

カレーの香り成分「クミン」

エスニックカレーの独特の香りの元となるスパイス「クミン」。コショウやシナモンに比べて少々マイナーな存在ともいえますが、カレーだけでなく、古くからソーセージやミートローフなどの味付け、香り付けに活用されてきました。

クミンは香辛料として役立つだけでなく、近年になって、その健康効果にも大きな注目が集まっています。特にダイエットや美容の効果が高いとされており、食事に積極的に利用する人も増えているのだとか。

美容を促すクミンの栄養成分と効能

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートする働きがあります。肌は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっているのですが、コラーゲンは真皮の中で網目状に存在しており、表皮を支えています。コラーゲンが不足すると支えが不十分となり、しわやたるみの原因になります。

ビタミンCによってコラーゲンを効率的に生成することで、内側から肌を支えて美肌につながるんです。

ビタミンB2

ビタミンB2には、炭水化物や脂質の代謝を促す役割があります。代謝をしてエネルギーにかえることで、運動をするときの原動力になるのですが、代謝がうまくおこなわれないと脂肪として蓄えられてしまいます。

過度な食事制限などにより不足すると、余計に脂肪を溜め込んでしまう原因になるので、ダイエット中こそ積極的に摂取しましょう。

ビタミンE

シミやくすみはメラミン色素という成分がもととなっているのですが、そのメラミン色素は活性酸素が原因で生成されます。クミンに含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、活性酸素の動きを抑制してくれるので、シミ・くすみの対策となります。

健康を促すクミンの栄養成分と効能

ビタミンA

皮膚の粘膜には、細菌などが体内へ侵入するのを防ぐ役割があります。ビタミンAはそんな粘膜の健康を支える働きがあるため、ビタミンAの摂取は免疫力アップにつながります。風邪の対策には、ビタミンAの存在は欠かせませんね。

ビタミンB6

我々の皮膚や髪、筋肉などを生成するには、たんぱく質が欠かせません。ビタミンB6には摂取されたたんぱく質の代謝を促し、体内で活用できる状態にする働きがあり、健康的な体作りに役立っています

リモネン

クミンに含まれる香り成分のひとつが「リモネン」です。リモネンは柑橘類にも多く含まれる成分で、脳のα波を発生させる作用が期待されています。α波はリラックス状態のときに脳から出るとされているため、リモネンの作用はリラックス効果につながるのです。

クミンのダイエット効果

まず最初に、イランでおこなわれたクミンの研究結果からお伝えしますね。

Shahid Sadoughi University of Medical Scienceの研究チームが、クミンのダイエット効果に関する実験をおこないました。実験では、肥満気味の女性88人をふたつのグループに分け、一方のチームにはクミンパウダー(小さじ1杯)を入れたヨーグルトを、もう一方のチームにはクミンパウダーなしのヨーグルトを1日2回、3ヶ月間に渡って食べてもらったそうです。その間、両チームともに栄養管理をおこない、これまでよりも約500kcalほど減らすようにしました。

すると、クミンパウダー組は約6kgの減量に成功し、クミンなし組は1.4kg減。クミンパウダーをとると、より大幅にダイエットできたということです。クミンのダイエット効果、すごいですよね。

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