一度冷まして味をしみ込ませる

煮物は、冷めていくタイミングで味がしみ込みます。時間があれば、一旦冷ましておくと具材の芯までしっかり味がしみておいしく仕上がりますよ。再度温めるときは、うっかり強火でグツグツ煮込んでしまわないよう注意しましょう。

作り方

1.大根を下ゆでする

大根に十字の切り込みを入れている様子

Photo by 馬原 香織

大根は4つに切り、面取りをして、片面に十字の切り込みを入れます。
面取りをして十字の切り込みを入れた大根

Photo by 馬原 香織

大根は面取りをすると煮崩れにくくなり、十字の切り込みを入れることで味がしみ込みやすくなります。
鍋で大根をゆでている様子

Photo by 馬原 香織

鍋に大根と、ひたひたに被る程度の水(分量外)を入れて火にかけます。沸騰後15分ほどコトコトゆで、竹串がスッと通ったらざるにあげます。 米を大さじ1杯入れてゆでると、アク抜きができ大根に味がしみ込みやすくなります。

2.こんにゃくを下ゆでする

大根に切り込みを入れる様子

Photo by 馬原 香織

こんにゃくを4つに切り分け、味がしみ込みやすくなるよう格子状に細かく切り込みを入れます。
鍋に塩を入れる様子

Photo by 馬原 香織

鍋に湯(分量外)を沸かし、塩ひとつまみ(分量外)を入れて煮立たせます。
鍋でこんにゃくをゆでている様子

Photo by 馬原 香織

鍋の湯が沸騰したら、こんにゃくを入れて1分ほどゆで、ざるにあげます。塩を入れて下ゆですると、こんにゃくの臭みがとれ、味もしみ込みやすくなります。

3.厚揚げ・さつま揚げの油抜きをする

厚揚げとさつま揚げに熱湯をかけて油切りしている様子

Photo by 馬原 香織

厚揚げとさつま揚げに熱湯をかけて、油抜きをします。油抜きをしておくと、おでんの煮汁が油っぽくなったり、濁ったりするのを防げます。

4.ゆで卵を作る

鍋で卵をゆでている様子

Photo by 馬原 香織

卵はゆでて、殻をむいておきます。

5.具材を煮込む

鍋に水、塩、酒、だしの素を入れる様子

Photo by 馬原 香織

鍋にaを入れて煮立たせます。
鍋のアクを除いてる様子

Photo by 馬原 香織

沸騰したら鶏手羽元を入れて、再び煮立たせます。アクがでてきたら取り除きます。
鶏手羽元、大根、こんにゃく、ゆで卵を煮込んでいる様子

Photo by 馬原 香織

大根、こんにゃく、ゆで卵、結び昆布を加えて再び煮立たせ、弱火で30分煮込みます。
鍋にちくわ、厚揚げ、さつま揚げを加える様子

Photo by 馬原 香織

ちくわ、厚揚げ、さつま揚げを加えて、弱火でさらに10分煮込みます
鍋の火を止めて味をしみ込ませている様子

Photo by 馬原 香織

煮込み終わったら、火を止め一度冷まして味をしみ込ませます。

白だしでも!塩おでんの人気レシピ5選

1. 白だしで味が決まる。お手軽塩おでん

白だしと岩塩、みりんで味付けする塩おでんです。風味のよい白出汁に塩を加えることで、コクのある味わいに仕上がります。透き通った汁に具材の旨味も加わり、食べ応えのあるおでんが味わえますよ。

2. 液体塩麹で作る。旨味たっぷり塩おでん

液体塩麹に、塩やみりんを加えて味付けする塩おでんです。液体塩麹の旨味が味のアクセントになり、手軽に深みのある味わいが楽しめます。大根や鶏手羽元は煮込む前にグリルで焼くと、香ばしくなりおいしいですよ。

3. コトコト煮込んでコク旨。鶏がらスープの塩おでん

鶏ガラスープの素で作るコク旨な塩おでんレシピです。日本酒と粗塩を加えて味付けすると、鶏ガラスープの旨味のある味わいが引き立ちます。具材はお好みのものでOK。じっくりコトコト煮込んで、具材に旨味をしみ込ませましょう。

4. おつまみにおすすめ。ひと口サイズの冷やし塩おでん

冷やして食べてもおいしい、おつまみにもおすすめの塩おでんです。うずらの卵水煮やちくわ、クルクル巻いて楊枝でとめる豚肉など、具材を小さめにするとひと口サイズで食べやすくおつまみにも最適。フライパンで作れる手軽さも魅力的です。

編集部のおすすめ