Name: みそは種類が豊富！違いと選び方を知りワンランク上の料理に
Cuisine: 日本

“こめ油”はつくりおきにも大活躍の万能オイル！プロに聞いた、おすすめレシピとは？！

淡色みそは黄色がかったような色をしているみそです。塩分濃度の低めな甘口みそから高めの辛口みそまであります。

全国各地に流通していて、白みそと赤みそ比べてメジャーなみそです。幅広い料理と相性がよく使いやすいので、ご家庭にひとつは常備しておきたいですよね。

赤みそ

黒に近い赤をしているのが赤みそです。蒸して作ることでメイラード反応を起こりやすく、赤っぽい色になります。

塩分濃度が高めのものが多く、長時間熟成させることでコクのある味わいです。ただ、甘みそに分類される赤みそもあります。うどんやみそ田楽などに使用すると赤みそ独特のコクを存分に楽しめますよ。

料理をワンランクアップ！赤味噌（あかみそ）の特徴とおすすめレシピ - macaroni

味噌は日本人には欠かせない調味料。スーパーに行くとさまざまな種類の味噌が販売されています。各地域の気候や環境により味も変わってきますよね。今回は、そんな味噌のなかから「赤味噌」にスポットを当て詳しくご紹介します。

みその種類一覧

原材料	味	色	生産地	塩分濃度(％)	麹の歩合
米みそ	甘みそ	白	近畿地方、岡山県、広島県、山口県、香川県	5～7	15～30
	甘みそ	赤	東京都	5～7	12～20
	甘口みそ	淡色	静岡県、北陸、九州地方	7～12	8～15
	甘口みそ	赤	徳島県	11～13	10～15
	辛口みそ	淡色	全国各地	11～13	5～10
	辛口みそ	赤	全国各地	11～13	5～10
麦みそ	甘口みそ	‐	九州、四国、中国地方	9～11	15～25
麦みそ	辛口みそ	‐	九州、四国、中国、関東地方	11～13	5～10
豆みそ	‐	‐	愛知県、三重県、岐阜県	10～12	100

みそは大まかに上記の表のように分類できます。豆みそは味での分類はありません。また、麦みその甘口みそと辛口みそにも色の種類はなく、それぞれ1種類ずつです。

麴の歩合はどの程度、麹を使用しているかを示しています。豆みその麴の歩合が100なのは、原材料の大豆から大豆麴を作るので全量が麴になりますよ。

料理への使い分けは？みそを選ぶときのポイント

みそは料理によって使い分けすると、さまざまな形で楽しめます。甘めな料理に仕上げたいときは白みそを使ったり、深みのあるコクを出したいときは赤みそを選んだりするといいでしょう。

また、どんな料理にも相性がいい辛口みその淡色は冷蔵庫に常備しておくのがおすすめ。出身の地域によって慣れ親しんだみその味も違うので、家族の好みに合わせて使うのもOKです。

市販のおすすめ味噌20選！種類や選び方も要確認 - macaroni

ずらりと並んだ味噌を前に、どの商品がいいのか迷ってしまうことはありませんか？おすすめの選び方を知ることで、いつもの料理がグレードアップすること間違いなし！知っているようで、知らなかった味噌の違いとおすすめの味噌をご紹介します。

みそは種類が豊富。料理や好みに応じて使い分けを！

みそは原材料や味、色の違いでさまざまな種類があります。種類ごとに塩分濃度や麴の歩合が違い、甘みを感じやすいものやコクのある味わいのものなどさまざまです。

料理によって使い分けることで、いつもの食卓がより一層本格的なものに仕上がります。お好みのものをみつけて、おいしいみそ料理を作ってみてくださいね。

【参考文献】

※1 クッキーやパンのおいしさの秘密　カラメル化とメイラード反応｜株式会社パールエース

※2 味（甘・辛）の分類｜大源味噌

（2022/10/15参照）