中華スープの素を足す

意外にも中華スープの素を足すと、味噌汁とはひと味違う汁物として楽しむことができますよ。中華スープの素は、鶏や豚をはじめさまざまなエキスが組み合わさっているため、深いコクと風味が出ます。味噌ラーメンスープに近い味わいになるので、わかめやもやしのような具材と相性抜群です。

海外の味噌を日本の味噌で代用する場合

おすすめの方法

  1. 豆板醤なら「味噌+しょうゆ+一味」
  2. 甜麺醤なら「味噌+しょうゆ+砂糖+ごま油」
  3. コチュジャンなら「みそ+しょうゆ+砂糖+一味」

豆板醤なら「味噌+しょうゆ+一味」

豆板醤は中国発祥の発酵調味料で、そら豆や唐辛子から作られています。辛味や塩味が強い味噌で、麻婆豆腐や担々麺などの中華料理に欠かせません。

日本の味噌で代用するときは、味噌大さじ1杯としょうゆ小さじ1/2杯を混ぜ、一味で辛味の調整をします。赤味噌で作るとより豆板醤に近くなりますよ。

甜麺醤なら「味噌+しょうゆ+砂糖+ごま油」

甜麺醤は甘くてコクの深い風味と黒い見た目が特徴です。「中華甘味噌」とも呼ばれ、回鍋肉や北京ダックに使われますが、小麦がベースで日本の味噌とは別物。

甘みが強い甜麺醤を日本の味噌で作る場合、味噌大さじ1杯、しょうゆ小さじ1/2杯、砂糖大さじ1/2杯、ごま油少々をよく混ぜます。八丁味噌か赤味噌で作るのがおすすめ。

コチュジャンなら「みそ+しょうゆ+砂糖+一味」

コチュジャンは韓国料理でよく使われる甘辛い味の「唐辛子味噌」です。もち米麹と唐辛子などを発酵させて作られています。

日本の味噌でコチュジャンを作る方法は、味噌大さじ1杯にしょうゆ、砂糖、一味を各小さじ1杯加えてよく混ぜるだけです。辛味の調整は一味でおこなってください。豆板醤がある場合は、一味の代わりに使うこともできます。

味噌の代用は身近な食材でできる!

味噌はよく使う調味料のひとつなので切らすと慌ててしまいますが、身近な食材で代用することができますよ。発酵食品である味噌特有の深いコクや風味を出すためには、同じ大豆を原料とするしょうゆをベースに組み合わせましょう。

味噌が足りないときにほかの調味料を足すと、味噌との掛け合わせで新しい味わいが生まれるかもしれません♪

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