パンケーキ生地を作ったらすぐ焼く

ベーキングパウダーは水分に反応して炭酸ガスを発生させます。パンケーキをふっくら膨らませる炭酸ガスの力を最大限活用するためにも、生地が完成したらすぐに焼き始めましょう。手早く焼くことで、ふっくら厚みのあるパンケーキに仕上がりますよ。

フライパンをリセットしてキレイな焼き目に

フライパンはパンケーキを一回焼いたら、その都度濡れ布きんの上で冷まします。そうすることで、アツアツになったフライパンがリセットされ、次に焼くパンケーキが焦げるのを防げます。

フライパンを濡れふきんの上に置いて、ジューッという大きな音が弱く小さな音に変化するまでは、しっかり冷ましましょう。ふきんは固く絞りすぎるとフライパンがなかなか冷めないので、軽く絞る程度でOKです。

下準備

・薄力粉とベーキングパウダーは一緒に振るっておく

作り方

1.卵、上白糖、サラダ油を混ぜて乳化させる

透明なボウルに入った卵液、サラダ油

Photo by ヤマモトマコ

卵と上白糖をすり混ぜます。混ざったらサラダ油を入れ、白っぽく乳化した状態になるまでさらに混ぜます。しっかり乳化させることで、なめらかな生地に仕上がります。

2.牛乳、バニラエッセンスを加える

透明なボウルに入った卵液にバニラエッセンスを振り入れている様子

Photo by ヤマモトマコ

サラダ油がしっかり乳化したら、牛乳、バニラエッセンスを加えます。

3.粉類を加える

透明なボウルに、パンケーキ生地を流し入れている様子

Photo by ヤマモトマコ

一緒に振るっておいた薄力粉とバーキングパウダー、塩少々を加え、ホイッパーを使って混ぜましょう。写真のように、ダマのないなめらかな状態になればOKです。

4.パンケーキを焼く

フライパンに流したパンケーキ生地

Photo by ヤマモトマコ

フライパンを弱火で温め、サラダ油(分量外)を薄く塗ります。手のひらをかざして熱さを感じるようになったら、フライパンを濡れふきんの上で一度冷まします。極弱火に調整して、生地をお玉で流します(だいたい70~80g程度)。
フライパンで焼いているパンケーキに穴があきはじめている様子

Photo by ヤマモトマコ

極弱火で1分30秒~2分程度焼き、フライ返しでひっくり返します。ただし、時間はあくまでも目安です。写真のようにパンケーキ生地にプツプツと穴があき、外側の生地のツヤが消え火が通ってきていることを確認してからひっくり返してください。
ライパンで焼いているきつね色のパンケーキ

Photo by ヤマモトマコ

ひっくり返して1分30秒~2分程度焼いたら完成です。

5.盛り付ける

青い皿にのった4段重ねのパンケーキが、木製のテーブルに置かれている

Photo by ヤマモトマコ

ふっくらと厚みのある状態に仕上がりました。お好みでバターやメイプルシロップをかけて召し上がれ♪

牛乳や卵なしのレシピも!おすすめパンケーキレシピ5選

1. 米粉で作る。モチフワパンケーキ

Photo by macaroni

小麦粉の代わりにグルテンのない米粉を使うと、できたてはフワッと軽い食感、冷めると米粉特有のモチっとした食感を楽しめます。米粉を使用すること以外は基本に忠実な正統派レシピなので、初心者さんでも気軽に挑戦できますよ。

軽い食感なのでカスタードクリームやクリームチーズなど、重ためのトッピングとも好相性。できたてでも、冷めてからでも二度おいしいパンケーキです。

2. 小麦粉だけで!ホットケーキミックスいらずのパンケーキ

ベーキングパウダーもホットケーキミックスも使わない、メレンゲで作るパンケーキです。シュワシュワした食感というよりも、フワッとした昔ながらのパンケーキのような食感を楽しめます。

ただし、安定したメレンゲを作るには少しテクニックが必要なので、お菓子作り中級者以上の方におすすめのレシピです。

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