スイカを叩いた音でも食べ頃がわかる?

スイカを叩いて高い音がするときは、まだ熟していない可能性があります。反対に低い音の場合は熟しすぎているといわれています。

ただし、音で食べ頃を判断するのはむずかしいもの。叩くことでスイカに傷をつけてしまうおそれもあるため、むやみに叩くのは避けてください。

小玉スイカの食べ頃の見分け方

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小玉スイカの食べ頃の見分け方は、大玉スイカの見分け方と変わりません。小玉スイカは、縞が等間隔でコントラストがはっきりしているもの、そして持ったときにずっしりと重量感を感じるものが、果肉がぎゅっと詰まって食べ頃といえます。

また、ツルの付け根よりもまわりが盛り上がり、お尻の部分が大きいほど完熟していますよ。大玉スイカはツル付きが少なく判断できませんが、小玉スイカはツル付きのものもあります。ツルの新鮮さで食べ頃を判断することもできますね。

カットスイカの食べ頃はどうやって選ぶ?

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カットスイカは、果肉の赤色と皮の白色の境目がはっきりしているものほど、おいしくて甘いです。また、果肉が鮮やかな赤色で種が黒いものがおすすめ。

ほかにも、果肉がみずみずしいものが新鮮で味がよいです。切り口がパさついているものは加工されてから時間がたっている場合があるため、避けましょう。

【まとめ】スイカの選び方

  1. 【基本(大玉スイカ)の選び方】
    1. 表面の縞模様がはっきりしているものを選ぶ
    2. 濃い緑色をしていてツヤがあるものを選ぶ
    3. スイカを持ったときにずっしりと重いかどうかチェックする
    4. ツルの付け根が少しへこんでいるものは完熟している
    5. スイカのお尻の部分が大きいものは熟していて、小さいものは未熟で日持ちする
    ※叩いて音で判断するのはむずかしく、スイカが傷つく可能性があるので避ける
  2. 【小玉スイカの選び方】
    小玉スイカの選び方は大玉スイカの選び方と同じ
  3. 【カットスイカの選び方】
    下記のような特徴があるものはおいしい証拠
    ・果肉と皮の境目がはっきりしているもの
    ・果肉が鮮やかな赤色で種が黒いもの
    ・果肉がみずみずしいもの

知っておきたい。スイカに関する基礎知識

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スイカの旬

夏に多く出回るスイカ。種類や産地によって、旬は微妙に異なりますが、スイカの旬は6月から8月。毎年4月ごろから熊本県のハウスものが出回り始め、7月から8月に露地ものの最盛期を迎えます。買いやすい価格になるのは、収穫のピークを迎える7月から8月ごろですよ。

スイカの栄養やカロリー

赤肉種のスイカは、水分が約9割を占めています。エネルギー量は、100gあたり41kcal、ビタミンやミネラルなども豊富に含まれています。

赤肉スイカにはβ-カロテンが含まれていて、トマトと比較すると約1.5倍ほどの量になります。β-カロテンは、必要に応じてビタミンAに変換され、肌の新陳代謝を促し、肌の調子を整える作用が期待できますよ。(※1,2,3)
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