ライター : macaroni 料理家 えも

調理師

元料理教室講師。現在はmacaroniの料理家として活動しています。食べることとお酒を飲むことが大好き。お菓子作りとイタリアンが得意。

砂糖を変えると仕上がりはどうなる?

こんにちは。macaroni 料理家のえもです!この連載ではお菓子作りが大好きな私が、写真付きでていねいにお菓子の基本を解説しています。

お菓子のレシピを見ていると、グラニュー糖、上白糖、三温糖などいろいろな種類の砂糖が使い分けられていますよね。けれど、「レシピで指定されている砂糖が家にない……」「違う種類の砂糖を使ったら仕上がりに影響するの?」と思ったことはありませんか?また、「できるだけヘルシーにしたいからカロリーの低い甘味料で作りたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、お菓子作りの基本第2回の時に好評だった砂糖と甘味料の種類についてご紹介。皆さまからいただいたリクエストをもとに、以前紹介しきれなかった砂糖を使ってクッキーの仕上がりがどう変わるのかを比較していきます。

前回の記事はこちら▼

今回使用する砂糖はこちら

Photo by macaroni

前回の記事では、上白糖、グラニュー糖、粉砂糖、きび砂糖、はちみつを使って検証をおこないました。今回は三温糖、てんさい糖、フロストシュガー、ラカントを使ってクッキーを作ります。

まずはこれらの砂糖と甘味料、それぞれの特徴を見ていきましょう。

三温糖

上白糖を作る際に出る液糖を煮詰めて作る砂糖です。カラメル化現象によって黄褐色をしています。栄養成分的には上白糖とほとんど変わりませんが、特有の香ばしい香りがあり、上白糖やグラニュー糖に比べると甘味が強く感じられます。煮物や佃煮、漬物などに使うとコクが出ます。

てんさい糖

てんさい糖は「てん菜(サトウダイコン)」を加工して作られる砂糖です。砂糖のなかでもまろやかな甘さ、風味とコクがあるのが特徴です。素材の味を邪魔しないので、いろいろな料理に使えます。オリゴ糖が含まれており、お腹の調子を整える砂糖としても注目されています。

ラカントS

羅漢果(ラカンカ)というウリ科の植物の高純度エキスと、トウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分から作られる、カロリーゼロの自然派甘味料です。砂糖と同じ甘さなので、分量を変えずに置き換えることができます。熱に強く、加熱調理しても甘味が損なわれないため、煮込み料理やグリル料理に向いてます。

フロストシュガー

フロストシュガーは、グラニュー糖を原料とした多孔質で顆粒状の砂糖です。グラニュー糖と同じく、すっきりとした上品な甘さが特徴です。固まりにくく、溶けやすいので、料理からお菓子作りにまで幅広く使えます。また、多孔質で空気を含んでおり、生クリームなどの泡立てにも適しています。

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