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それぞれの仕上がりは?クッキーで大検証
〈基本レシピ〉
・薄力粉……200g
・砂糖……60g
・溶き卵……1/2個分(約26g)
・無塩バター……100g
今回は砂糖の風味を比較できるよう、バニラオイルは使っていません。粉砂糖で作ったクッキーを基準とし、砂糖の種類をフロストシュガー、三温糖、ラカントS、てんさい糖に変えて焼いてみました。
・薄力粉……200g
・砂糖……60g
・溶き卵……1/2個分(約26g)
・無塩バター……100g
今回は砂糖の風味を比較できるよう、バニラオイルは使っていません。粉砂糖で作ったクッキーを基準とし、砂糖の種類をフロストシュガー、三温糖、ラカントS、てんさい糖に変えて焼いてみました。
フロストシュガー
グラニュー糖を原料とした溶けやすい砂糖なので、見た目も食感も粉砂糖を使ったクッキーとほぼ変わらない仕上がりになりました。しかし、焼く前の生地が少しベタついて扱いにくい印象で、型抜きクッキーにする場合はしっかり冷やすことをおすすめします。
三温糖
焼き色が強くつき、やや茶色くなりましたが、まろやかな甘さとコクのある仕上がりに。粉砂糖で作ったものと比べるとサクサクとした軽い食感ではなく、ややしっとりしています。上白糖とさほど変わらないように感じたので、パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子にも向いているのではないかと思いました。
ラカントS
ほかの砂糖と比べて保水力が弱いせいか、生地のまとまりが悪く、ほろほろと崩れる印象でした。焼き上がりは若干縮んだように見え、粒子が粗い分表面に粒が残る仕上がりに。砂糖と同じくらいの甘さはありますが、独特な風味が口の中に残ります。
てんさい糖
粒子が粗いものを使ったので、表面に粒が残る仕上がりになりました。やさしい甘さの中にコクが感じられる味わいで、ザクザクとした食感が楽しめ、アクセントが欲しい方にはおすすめです。普段使っている砂糖と見た目や食感を変えたくない場合は、溶けやすい粒子の細かいものを使うといいかもしれません。
砂糖の違いを知って上手に使い分け!
検証の結果、今回比較した4つの砂糖のなかで型抜きクッキーに一番適しているのは、フロストシュガーでした。三温糖やてんさい糖でも十分おいしく作れますが、なめらかな表面に仕上げたい型抜きクッキーでは、フロストシュガーのような溶けやすい砂糖を使うことをおすすめします。
粒子の粗い砂糖を使う場合は、ドロップクッキーやカントリー風のクッキーなど、表面の凸凹が気にならないお菓子に使うといいかもしれません。
また、ラカントSを使ってクッキーを作る場合は、レシピの全量置き換えるのではなく、保水力を補うためにほかの砂糖と混ぜて使うと、カロリーダウンしながらおいしく作れるのではないかと思います。
今回はクッキーを作って実験をおこないましたが、スポンジケーキやメレンゲ、キャラメルなど作るものを変えると、また違う結果が出るかもしれません。砂糖によって特徴が違うので、どのようなお菓子に仕上げたいかで使い分けてみるといいですね♪
皆さんもぜひ、いろいろ試して自分好みの味を見つけてみてください。
次回もお楽しみに♪
前回までの記事はこちら▼
粒子の粗い砂糖を使う場合は、ドロップクッキーやカントリー風のクッキーなど、表面の凸凹が気にならないお菓子に使うといいかもしれません。
また、ラカントSを使ってクッキーを作る場合は、レシピの全量置き換えるのではなく、保水力を補うためにほかの砂糖と混ぜて使うと、カロリーダウンしながらおいしく作れるのではないかと思います。
今回はクッキーを作って実験をおこないましたが、スポンジケーキやメレンゲ、キャラメルなど作るものを変えると、また違う結果が出るかもしれません。砂糖によって特徴が違うので、どのようなお菓子に仕上げたいかで使い分けてみるといいですね♪
皆さんもぜひ、いろいろ試して自分好みの味を見つけてみてください。
次回もお楽しみに♪
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