適量を摂取する

オートミールに豊富な不溶性食物繊維は、便の量を増やして、排便を促すはたらきがあります。一方で、摂り過ぎるとお腹が張り、便秘を悪化させる原因になるので、摂取量には注意が必要です。

オートミールは1食あたり30gを目安にして、一度に食べ過ぎないようにしましょう。(※7,12)

よく噛む

オートミールは食物繊維が豊富なので、噛み応えがあるのが特徴です。たくさん噛むことで唾液の分泌が促進し、消化を助けるほか、胃腸の負担を減らす作用がありますよ。

また、よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されやすく、食べ過ぎの対策にもつながります。(※13,14)

摂取回数を減らす(日にちをあける)

食物繊維が豊富なオートミールは、消化に時間がかかるため、胃腸の調子が悪いときは避けたほうが良い食品。オートミールを日常的に食べて、消化不良が起きる場合は、摂取回数を減らして様子をみることが大切です。

また、下痢をしたり、便秘の症状を感じていたりする場合は、体調が良くなるまでオートミールを食べるのは控えましょう。(※10)

胃にもやさしい!オートミールのおすすめレシピ3選

1. ヨーグルトのオーバナイトオーツ

オートミールをヨーグルトと混ぜて、冷蔵庫にひと晩おくだけで作れるレシピです。ヨーグルトには、乳酸菌という善玉菌が含まれています。オートミールに豊富な水溶性食物繊維は、乳酸菌のエサになって増殖を助けるので、腸内環境を整えるのにぴったりな組み合わせですよ。(※15)

2. しょうが香るオートミールの中華風雑炊

おろししょうがをたっぷり使う、オートミールの中華風雑炊です。しょうがの辛味成分であるジンゲロンやショウガオールは、胃液の分泌を促して、消化吸収を助ける作用があります。具だくさんなので、これひとつでしっかりお腹が満たされますよ。(※16)

3. オートミールのお茶漬け

素朴な味わいのオートミールは、和風の味付けとも相性抜群。梅干しと一緒に食べれば、酸味がアクセントになり、さっぱりと食べられます。オートミールは鍋で煮ると、水分をしっかり吸ってやわらかい食感になりますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ