ライター : 上田 裕美

管理栄養士

オートミールは消化に時間がかかるので要注意!

ダイエット中の食材として、とても人気の高いオートミール。糖質が控えめなので、ごはんや麺類など、主食の代わりに食べる方も多いのではないでしょうか?

しかし、オートミールは消化に時間のかかる栄養素が多く含まれているので、そのときの体調によっては、体に不調をきたす可能性もあります。

オートミールで消化不良を引き起こさないために、食べるときの注意点を参考にしてくださいね。

オートミールが消化に悪い理由

オートミールは、食物繊維がとても豊富です。100gあたりで比べると、白米の約19倍、玄米の約3倍もの食物繊維を含んでいます。食物繊維は人の消化酵素では分解することができず、小腸を通過して、大腸までそのまま届く栄養素です。

食物繊維が多い食品は消化に悪いため、風邪や胃もたれなどによって胃腸の調子が悪いときは、控える必要がありますよ。

ただし、適量であれば便通を整えたり血糖値の上昇を抑えたりする作用があるので、体にとって有用なはたらきがあります。(※1,2,3,4,5,6)

オートミールの食べ過ぎで起こりうる体調不良

オートミールによって起こる体調不良は、いくつか種類があります。しかし、どの症状もオートミールを食べたからといって、必ず起こるわけではありません。

また、そのときの体調によっても症状は変わるので、少しでも体に異変があるときは、無理に食べ進めないようにしましょう。

便秘や下痢

オートミールにはそれぞれ特徴が異なる、水溶性と不溶性の食物繊維が含まれています。

水溶性食物繊維には、便をやわらかくして排泄しやすくする作用が。不溶性食物繊維には、便の量を増やして腸を刺激する作用があります。しかし、水溶性食物繊維は摂り過ぎると便の水分量が増え、下痢を引き起こす原因に。不溶性食物繊維は便のカサを増やすので、便秘がひどくなることもあります。

また、オートミールを牛乳と一緒に食べると下痢をする場合は、ラクターゼという消化酵素の分泌不足で起こる、乳糖不耐症の可能性があります。(※1,7,8,9)

消化不良

オートミールのように食物繊維を多く含む食品は、胃腸を刺激したり、消化不良の原因になったりします。

体が疲れているときや運動不足のときは、食べ物が胃や腸で消化されにくいので、オートミールを食べるのはあまりおすすめできません。

体調不良のときは、食物繊維の少ない食品を選ぶことが大切です。消化の良い食事内容にして、胃腸に負担をかけないようにしましょう。(※6,10,11)

オートミールで消化不良を対策する食べ方

ポイント

  1. 適量を摂取する
  2. よく噛む
  3. 摂取回数を減らす(日にちをあける)
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