ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

圧力鍋不要。骨までやわらかさんまの梅煮レシピ

Photo by 馬原 香織

調理時間 75
保存期間:冷蔵で2〜3日、冷凍で1ヶ月

さんまが骨まで食べられるレシピです。圧力鍋なしでもじっくり煮込めば骨までやわらかく仕上がります。甘辛く煮詰めた梅干しは、まろやかな酸味とトロッとやわらかな食感でおいしいですよ。

材料(2人分)

Photo by 馬原 香織

  • さんま 2尾
  • 梅干し 3~4粒
  • しょうが 1片
  • a. 酒 大さじ4杯
  • a. 砂糖 大さじ2杯
  • a. しょうゆ 大さじ2杯
  • a. みりん 大さじ2杯
  • a. 穀物酢 大さじ2杯
  • a. 水 1カップ(200cc)

下ごしらえ

1.さんまの頭に包丁を入れる

さんまの頭に包丁を入れる様子

Photo by 馬原 香織

さんまを縦におき、頭の部分から半分くらいまで包丁を入れます。ここでは切り落とさず、半分くらいまで包丁を入れるのがポイントです。まな板の上にキッチンペーパーを敷いておくと、後片付けが少し楽になりますよ。

2.手でさんまの頭をはずしながら、ハラワタをのぞく

頭と一緒にはらわたを引っ張るように取り出す様子

Photo by 馬原 香織

半分包丁を入れた状態で、残りは手でゆっくりひっぱるように頭をはずします。そうすることで、頭と一緒にハラワタを取り出せます。

3.さんまをサッと洗う

さんまを洗う様子

Photo by 馬原 香織

さんまをサッと水洗いします。

4.さんまを切る

さんまを4つにぶつ切りにした様子

Photo by 馬原 香織

さんまの水気をキッチンペーパーでふきとり、骨ごと4つにぶつ切りにしたら下ごしらえ完了です。

作り方

1.しょうがを切る

器に入った、薄切りにしたしょうが

Photo by 馬原 香織

しょうがを薄切りにします。

2.材料を煮立たせる

鍋に調味料、梅干し、しょうがを入れて煮立たせた様子

Photo by 馬原 香織

鍋か小さめのフライパンに、(a)と梅干し、しょうがを入れて煮立たせます。 鍋は、さんまがちょうど並ぶくらいの大きさのものを使用します。大きすぎると水分が飛びやすく、小さいとさんまが重なって煮くずれしやすくなってしまいます。

3.鍋にさんまを入れる

煮立った鍋にさんまを入れる様子

Photo by 馬原 香織

鍋にさんまを入れて、再び沸騰するまで中火で様子をみます。

4.落としぶたをして1時間煮る

鍋に落としぶたをした様子

Photo by 馬原 香織

沸騰したらアクを取りのぞき、落としぶたをして、コトコト煮たつ程度の弱火で約1時間煮ます。途中水分が減ってしまったら、少し水を追加します。

5.落としぶたをはずして煮詰める

さんまを煮詰めている様子

Photo by 馬原 香織

1時間煮て煮汁が少し残る程度になっていたら火を止めます。もし水分が多く残っていたら、落としぶたをはずして中火で煮詰めて仕上げます。

6.盛り付ける

さんまと梅干しを一緒に盛り付け様子

Photo by 馬原 香織

さんまと梅干しを一緒に盛り付けます。煮汁をかけたらできあがりです。

おいしく作るコツ

さんまはサッと洗う

さんまはじっくり洗うと、旨味やおいしい脂も落ちてしまいます。できるだけ手早くサッと洗うことで、おいしさを逃がさないようにしましょう。

酢を入れて煮る

酢を入れると、圧力鍋がなくても骨までやわらかく仕上げられます。じっくり煮込むので、酢の酸っぱさは感じずまろやかな味わいでおいしいですよ。

編集部のおすすめ