野菜ジュースの糖質は多い？糖質制限中の飲み方を管理栄養士が解説 (2ページ目)

野菜ジュースを買うときは、砂糖が添加されていないものを選びましょう。甘い飲み物の飲み過ぎは、血糖値を急激に上げます。血糖値が急激に上がることで、体に脂肪がたまりやすくなるおそれも。

なお、野菜ジュースは砂糖水よりも、糖の吸収が緩やかであったという研究結果がでています。ダイエット中にジュースが飲みたくなった場合は、砂糖を多く含む飲料よりも、野菜ジュースを選べるとよいですね。（※11,17,19）

手作りする

ダイエット中に安心して野菜ジュースの栄養素を摂り入れるには、手作りがおすすめです。抗酸化作用の高いトマトやにんじんなど、緑黄色野菜をプラスすることで肌の老化対策につながるでしょう。

また、野菜だけのジュースが苦手な方は、少量の果物と組み合わせて作ってみてくださいね。（※20）

【管理栄養士解説】野菜ジュースでダイエットできる？メリット＆注意点とは - macaroni

野菜はダイエット向きの食材ですが、野菜ジュースもダイエットに役立つのでしょうか。この記事では管理栄養士が、ダイエットに野菜ジュースを活用するメリットと注意点を解説します。おすすめの野菜ジュースのレシピもチェックしてみましょう！

管理栄養士が答える！野菜ジュースと糖質についてのQ＆A

Q. 野菜ジュースの糖質は太る原因になる？

A：適量であれば問題ありません。

一般的な野菜ジュース1パック（200ml）の糖質は13.6g、カロリーは72kcalです。食・楽・健康協会が提唱するロカボでは、間食の適量は一日糖質10gまでとされているため、糖質を抑えたい方は一日1パック程度までにしましょう。

また、野菜ジュースばかりに頼らず、食事自体にも気を配りながら活用したいですね。（※1,2,18,21）

Q. 野菜ジュースを飲むと血糖値は上がる？

A：野菜ジュースに限らず、糖質が含まれるものは血糖値を上げます。

野菜ジュースには、ぶどう糖といった、血糖値が急激に上がりやすい糖も含まれます。しかし、糖の代謝を促すビタミンB1や、糖質の吸収を緩やかにする食物繊維も豊富です。

また、食後に運動することで、筋肉でぶどう糖の利用が増加し、食後の血糖値の上昇が抑えやすくなります。血糖値の上昇が気になる場合は、食後の運動を取り入れてみてはいかがでしょうか？（※11,14,17,22,23）

Q. 野菜ジュースに砂糖は含まれている？

A：原材料名に砂糖がなければ、含まれていません。

パッケージにある原材料名に砂糖が記載されていなければ、砂糖を加えていない野菜ジュースと判断できます。また、果物入りの野菜ジュースは、糖質やカロリーが野菜だけの場合より高くなるため、果汁が入っているかどうかも確認できるとよいですね。（※1,5,21）