ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

ハイボールの糖質量はゼロ?カロリーとあわせて解説

内容量カロリー糖質
ハイボール1杯(ウイスキー50ml)117kcal0g
(※1)
ハイボールとはウイスキーをソーダで割る飲み物です。ウイスキーには糖質を含まず、ハイボールの糖質量もゼロになります。

ただしウイスキーを甘いコーラやジンジャーエールで割る場合には、カロリーや糖質が追加されるので注意しましょう。(※2,3,4)

市販の缶ハイボールのカロリーと糖質量

内容量カロリー糖類
サントリー角ハイボール缶350ml/1缶168kcal0g
サントリートリスハイボール缶350ml/1缶168kcal4.6g
サントリージムビームハイボール缶350ml/1缶151kcal5.4g
(※5,6,7)
市販の缶ハイボールの場合、商品によっては使われている原材料のなかに糖類が含まれることがあります。例えば、トリスハイボール缶やジムビームハイボール缶には糖類が含まれるため、糖質量はゼロではありません。

ハイボールは糖質量がゼロだというイメージがありますが、糖質を気にする場合は商品に記載されている情報を見ると良いでしょう。

ハイボールとほかのお酒の糖質量を比較

内容量カロリー糖質
ハイボールコップ1杯(ウイスキー50ml)168kcal0g
生ビール中ジョッキ500ml195kcal15.5g
レモンサワーコップ1杯(焼酎80ml)136kcal3.7g
ウーロンハイコップ1杯(焼酎70ml)101kcal0.1g
梅酒ソーダ割コップ1杯180ml185kcal30.2g
グラスワイン(白)グラス1杯100ml75kcal2.0g
グラスワイン(赤)グラス1杯100ml68kcal1.5g
(※1,8,9,10,11,12,13)
ハイボールは1杯あたりの糖質量がもっとも少ないお酒です。糖質量の少ないお酒には、ハイボールのほかにウーロンハイやグラスワイン、レモンサワーがあります。一方生ビールや梅酒ソーダ割は糖質量が多いので、糖質制限中に飲む場合は注意しましょう。

ハイボールを飲むときの注意点は?

注意点

  1. ウイスキーを何で割るか
  2. おつまみの選び方
  3. 糖質が含まれているものもある

ウイスキーを何で割るか

ウイスキーを炭酸水で割るハイボールは、料理の味を邪魔しない、すっきりとした味わいが特徴です。ウイスキーの味が苦手な場合は、甘いコーラやジンジャーエールで割るハイボールにすれば飲みやすくなります。

しかし、コーラやジンジャーエールなどの清涼飲料水はカロリーや糖質が多く含まれているため、飲む量には注意しましょう。例えばコーラ100gあたりのカロリーは46kcal、糖質量は11.4g、ジンジャーエール100gあたりのカロリーは41kcal、糖質量は10.1gです。

ハイボールをヘルシーに楽しみたいときは、シンプルに炭酸水で割るのがおすすめ。レモンやライムを絞れば、爽やかな香りのハイボールになりますよ。(※3,4)

おつまみの選び方

キリっとした辛口のハイボールは、どんなおつまみとも相性抜群。そのため糖質ゼロのハイボールですが、一緒に食べる料理にも気をつけることが大切です。

例えば、定番のから揚げやフライドポテトは油で揚げるため、脂質が多いおつまみです。また、ピザやチャーハンなどには、糖質が多く含まれています。

ハイボールのおつまみとしてのおすすめは、まぐろやたい、あじなどの刺身や、冷奴などの糖質が少ないおつまみです。また、焼き鳥では甘辛いタレではなく、シンプルな塩味を選ぶのがポイントですよ。

そのほか野菜をたっぷり使ったサラダや、さっぱりとした酢の物などを組み合わせて、ヘルシーにお酒を楽しみましょう。(※1)
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