ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ウイスキーのカロリーと糖質量

カロリー糖質量
ウイスキーシングル/30ml70kcal0g
ダブル/60ml140kcal0g
100ml234kcal0g
(※1,2)
ウイスキーのカロリーはシングル(30ml)で70kcalダブル(60ml)で140kcalで、糖質量は0gです。糖質ゼロなのは、ウイスキーは製造の過程で蒸留するため。カロリーはありますが、糖質制限をしている人も楽しめるお酒です。

ほかのお酒と比べると

カロリー糖質量
ウイスキー223kcal0g
ビール39kcal3.1g
焼酎144kcal0g
赤ワイン68kcal1.5g
日本酒107kcal4.9g
ブランデー234kcal0g
ジン280kcal0.1g
ウォッカ237kcal0g
(※1)
※いずれも100mlあたりの値です。
ウイスキーとほかのお酒を100mlあたりで比べてみると、ウイスキーのカロリーはジンやウォッカに次いで高いです。これらのお酒はアルコール度数が高いためカロリーが高い一方、蒸留酒なので糖質はほぼゼロ。糖質が一番高いのは日本酒です。

ウイスキーが太らないと言われるのはなぜ?

ウイスキーが太らないと言われる理由は、糖質が含まれないためと考えられます。

糖質は体に必要なエネルギー源ですが、摂り過ぎると消費しきれず中性脂肪として蓄積し、肥満の原因になります。

ウイスキーは糖質ゼロなため太らないお酒と思われがちですがカロリーは高いので、飲み過ぎて消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなれば太ります。そのため、飲み方に工夫が必要です。(※1,3,4)

太りにくいウイスキーの飲み方

飲み方

  1. 一日ダブル1杯(60ml)までにする
  2. おつまみのカロリーに注意する
  3. 炭酸で割ってハイボールにする

一日ダブル1杯(60ml)までにする

一日に飲むウイスキーの量は、ダブル1杯(60ml)までにとどめるのがおすすめです。

一日あたりの「節度ある適度な飲酒量」は、純アルコールで約20g程度とされており、ウイスキーに換算するとダブル1杯(60ml)が純アルコール20gに相当します。飲む量を決めておくことでカロリーの摂り過ぎも抑えられますよ。(※5)

おつまみのカロリーに注意する

ウイスキーを飲むときのおつまみは、カロリーを意識して選びましょう。

ウイスキーには、チーズやナッツなど、比較的カロリーが高いものが合いますが、ウイスキー自体のカロリーも高め。カロリーが高いおつまみは控えめに、野菜のピクルスや白身魚の刺身など、あっさりしたものを多く選ぶのがおすすめです。
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