食物繊維

バナナジュース100gあたりには、食物繊維が0.3g含まれています。

バナナに含まれる主な食物繊維は、水に溶けない性質の不溶性食物繊維。不溶性食物繊維は、水分を吸収して大きくなることで、腸の運動を活発にして排便を促します。さらに、大腸で発酵・分解されてビフィズス菌を増やすことで腸内環境を整えるはたらきもありますよ。(※1,11)

たんぱく質

バナナジュース100gあたりには、たんぱく質が2.0g含まれています。

たんぱく質は体のなかでアミノ酸に分解されてから吸収され、筋肉や抗体になったり、エネルギー源として使われたりします。バナナジュースの原料である牛乳に含まれるたんぱく質には、筋肉のもととなる種類のアミノ酸「BCAA(分岐差アミノ酸)」が豊富です。筋肉量を増やして代謝をアップさせたいダイエット中に摂りたい栄養素ですね。(※1,12,13,14)

カリウム

バナナジュース100gあたりには、カリウムが178mg含まれています。

カリウムは、血圧を下げる、細胞を正常に保つといったはたらきをもつミネラル成分です。果物や野菜、豆類などさまざまな食品に含まれており、バナナだけでなく牛乳にも含まれます。カリウムが体内の過剰なナトリウムを体外に排出してくれるので、ダイエット中のむくみ対策に役立ちますよ。(※1,3,15,16)

カルシウム

バナナジュース100gあたりには、カルシウムが56mg含まれています。

カルシウムは、歯や骨の構成成分になるだけでなく、出血したときに血液を固めるよう促す、細胞分裂に関わるといった重要なはたらきがあります。成長期の子どもや、閉経後の女性は特に意識して摂りたい栄養素。牛乳そのものの味が苦手な方でも、バナナジュースにすると飲みやすくなるのでおすすめです。(※1,17)

ダイエット中にバナナジュースを飲むポイント

間食代わりに摂る

間食には、甘いスナック菓子や洋菓子を食べる代わりに、バナナジュースを摂り入れるのがおすすめです。ポテトチップス1袋(60g)332kcalや、ショートケーキ一切れ(119g)366kcalと比べて、バナナジュース1杯(201g)は131kcal程度と比較的低カロリー。さらに、バナナジュースの場合、牛乳に含まれる良質なたんぱく質のほか、ビタミン・ミネラル類も摂取することができるのがポイントですよ。(※1,18,19,20)
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