ライター : 佐々木 梓

管理栄養士

春華堂「うなぎパイ」とはどんなお菓子?

※画像はイメージです
浜松銘菓として知られる「うなぎパイ」。サクッとした食感のパイ生地には、うなぎエキスやガーリックなどの調味料が混ぜ込まれており、クセになる味わいです。

“夜のお菓子”とも呼ばれており、もともとは夕食時の家族団欒の時間に食べてほしいという意味合いが込められていたそうですが、違った解釈で購入される方もいるようです。(※1)

うなぎパイのカロリーや糖質量

種類重量カロリー糖質量
うなぎパイ 1個15g79kcal9.3g
小さいサイズのうなぎパイ 1個10g58kcal6.2g
(※1,2,3)
※糖質量のみ参考文献2の炭水化物量を参照しています

ほかの食品と比べると

種類重量カロリー糖質量
うなぎパイ100g523kcal62.0g
ビスケット100g432kcal75.5g
サブレ100g465kcal71.7g
ドーナツ100g386kcal42.4g
リーフパイ100g566kcal54.1g
※うなぎパイの糖質量のみ参考文献2の炭水化物量を参照しています
100gあたりのカロリー・糖質量を、ほかのお菓子と比較してみましょう。

うなぎパイは、揚げ物であるドーナツと比べても高カロリー。リーフパイはさらにカロリーが高いため、パイ生地を使ったお菓子は脂質が多く、比較的高カロリーな傾向にあると言えます。糖質量も同じくドーナツより高いですが、一方でビスケットやサブレよりも低糖質であることがわかります。(※1,2,4)

うなぎパイの栄養と効果効能

即効性のあるエネルギー源となる「糖質」

うなぎパイの原料である小麦粉や砂糖には、糖質が含まれています。

糖質は体内に入ると血糖となり、即効性のあるエネルギー源として、全身の細胞で利用される栄養素です。しかし、摂り過ぎて余った糖質は体脂肪となり肥満の原因となるので、うなぎパイの食べ過ぎには注意しましょう。(※1,5,6)

体の機能調整に欠かせない「脂質」

うなぎパイに使われるバターは、脂質が豊富な食品です。

脂質は糖質・たんぱく質と並んで三大栄養素と呼ばれ、そのなかでも特にカロリーが高いことが特徴。体を動かしたり、体温を調節したりするためのエネルギー源となります。また細胞膜やホルモンの材料としても利用されるほか、脂溶性ビタミンの吸収を促す作用がある栄養素です。(※1,7,8)
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