精力が上がるのか!? うなぎパイが「夜のお菓子」と呼ばれる理由

「夜のお菓子どう?」なんて聞かれたら、誰しもがそっちの意味だと捉えるでしょう。でもこれ、浜名湖を代表する銘菓うなぎパイのことなんです。どうして夜のという言葉だけがひとり歩きしてしまったのか。その裏には名付け親の深い愛が込められていました。

2017年12月6日 更新

夜のお菓子って知ってる?

あなたは「夜のお菓子」、好きですか?

名詞の前に“夜の”が付くだけでそっち系、つまりエロ要素を含むスイーツだと感じるでしょう。でも実際は全然違います。そんな、あなたが想像するいやらしいものではありません。

これは浜名湖を代表する銘菓・春華堂の「うなぎパイ」のこと。もしうなぎパイだと知らずにあまり親しくない男性から「夜のお菓子どう?」とかって急に距離を詰められても、拒絶してしまうかも。

そもそも、どうして夜のお菓子って言われているのか気になりませんか?早速、調べてみました。

うなぎパイが夜のお菓子なのはなぜ?

一体なぜ、「夜のお菓子」という名前がこんなにも独り歩きしてしまったのでしょう。それは、下記ふたつが大きな理由のようです。

「夜のおとも」が違う解釈になった

うなぎパイが誕生した昭和36年は、日本の経済が飛躍的に進歩を遂げた時期。両親は共働き、子どもは学校や塾で家族全員が顔を合わせる時間が少しずつ減りはじめていました。そんな状況を救おうと乗り出したのが、当時二代目社長を務めていた山崎幸一さん。

全員がテーブルを囲む家族団らんのひと時、“夜のおとも”として食べてほしい、という思いで「夜のお菓子」と名付けたのです。家族というほんわかイメージがいつしか、違う意味合いを生んでしまったのは、ちょっと切ない話……。

うなぎ=精力アップ

うなぎパイ=うなぎ+パイ。誰もがこの組み合わせを想像するでしょう。

そしてうなぎと言えば、精力アップや滋養強壮にうってつけのスタミナ食材。このイメージに加えて、“夜のお菓子”=大人の時間みたいなエロティシズムな発想が勝手に定着し、ご無沙汰な人の夜を燃え上がらせるアイテム、みたいな勘違いを生み出してしまったんだと思います。

ただ、商品パッケージの裏面をよーく読むと「うなぎエキス」が入っていると書かれているではありませんか。精力を増強してくれるうなぎが含まれているということは、つまり。。。見当ハズレだと思っていたはずの「夜のお菓子」をそっちの意味だと考えても、あながち間違いではない……のかも?
1 / 4

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

yuitoss

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう