ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ちんすこうのカロリーと糖質量

重量カロリー糖質量
ちんすこう(プレーン)1個/20g99kcal12.3g
(※1)
ちんすこうのプレーン味は、1個あたり99kcalです。1個約100kcalとすると、カロリーコントロールしやすいですね。ちんすこうはラードを使用するため、カロリーや脂質が高いです。ついつい何本も食べ過ぎてしまわないよう注意しましょう。

ほかの焼き菓子と比べると

カロリー糖質量
ちんすこう495kcal61.5g
クッキー511kcal61.2g
ビスケット422kcal75.5g
ウエハース438kcal74.1g
サブレ459kcal72.2g
リーフパイ558kcal54.1g
(※1,2)
100gあたりでちんすこうとほかの焼き菓子を比べてみると、ちんすこうはカロリー・糖質量ともにクッキーに近いといえます。作るときに使う油脂の量が多いとカロリーが高く、砂糖の量が多いと糖質量が高くなります。

ちんすこうは一般的にラードが使われ、1個あたり5.0gの脂質が含まれるので、カロリーが高いお菓子のひとつです。

ダイエット中にちんすこうを食べるポイント

ポイント

  1. 一日に2本までにする
  2. 手作りする
  3. 夜遅くに食べない

一日に2本までにする

シンプルで飽きのこない味わいのちんすこうですが、食べる量には注意しましょう。ちんすこうは糖質と脂質が多く含まれているため、食べ過ぎると肥満の原因になります。

一日あたりの間食は200kcal程度が適量なので、ちんすこう約2本分です。ダイエット中は、一日の食事で摂取するエネルギーが消費するエネルギーを上回らないよう、ほかの食事も含めてちんすこうを食べる量を調節しましょう。(※1,3,4,5)

手作りする

ダイエット中はヘルシーな食材を使って、ちんすこうを手作りするのもおすすめです。

例えば、薄力粉100gあたりの糖質は73.3gですが、食物繊維が豊富な全粒粉は57.0g、おから(乾燥)は8.7gです。薄力粉に全粒粉やおからなどを組み合わせて使えば、ヘルシーなちんすこうになりますよ。

また、ラードの代わりにオレイン酸が豊富な、なたね油やオリーブ油を使うのもおすすめです。オレイン酸には、血中の悪玉コレステロール濃度を下げるはたらきがありますよ。(※2,6)

夜遅くに食べない

ダイエット中は、食べる時間帯にも気をつけましょう。

体内には、BMAL1(ビーマルワン)という脂肪の合成を促進するたんぱく質があります。BMAL1(ビーマルワン)は午前6時から午後4時までは低下していますが、夜にかけてしだいに増えていきます。

ダイエット中にちんすこうを食べるときは、BMAL1(ビーマルワン)が低下している日中に食べるようにしましょう。(※7)
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